コラム堀内一三

~粥川善洋の四方山コラム~

誰が振り子を振ったのか 98/7/13

 第18回参院選は自民大敗で幕。先週新聞各紙が
苦戦を伝え楽勝ムードに暗雲がさしたが、少々曇
り雨降らず、絶好の選挙日和が高投票率を呼び、
予想を大幅に上回る大苦戦に終わった。

 今回目を引いたのはNHKの当選者インタビュ
ーで、大多数が景気の回復と経済改革の実行を最
優先課題に挙げていた中で、日本海側各県のみお
しなべて「地元の発展」、しかも例外なく自民党。
 これが相当に奇異に映ったということは、逆説
的に日本も「都市型選挙化」が進んだということで
あり、その顛末がが無党派層の投票行動に左右さ
れた東京・大阪・神奈川・愛知計13議席の自民全
滅だったろう。
 もうひとつ、野中幹事長代理はじめ執行部の「
敗戦の弁」に使われた振り子論。金丸元副総理が
好んで用いた「お灸」論をマイルドにした感がある
が、「自民党が衆参で過半数を占めることに有権
者が反対した」のは何故だったのか。
 89年4点セットの大敗北の翌年衆院で安定多数
を確保したように、バランスが働く傾向は強いが
「モグサが多ければ火傷する」と突っ張るだけでは
困る。まずは政権政党、自由民主党に引き続きこ
の国を託すのだから。

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://kayukawa.blog41.fc2.com/tb.php/802-20c8a830
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

FC2Ad