コラム堀内一三

~粥川善洋の四方山コラム~

11月27日(月) 鍵盤兄弟  -育児 - パパ育児日記。-

i169.jpg  杉並の五年生行事と言えば伝統の富士学園だが、父が当事者だった時分には存在しなかったのが連合音楽会である。
 かの杉並公会堂を借り上げて三日間に亘り区内の小学校が総出演する一大イベントなのだが、残念ながら平日であり原則として父兄は参観出来ない。しかしながらその替わりにリハーサルを兼ねた学内向けの披露があり幸い早朝の為、朝食会に赴いた振りをして、ではなく出社を遅らせて覗いてみた。公式行事ではなく流石にお父さんは少ないが、口コミで案内が流布しているのだろう、それなりの賑わいである。
i170.jpg  ただ考えてみれば学芸会から一週間強の強行軍である。こと音楽会は他区も押し並べて五年の宛職とは受験生の垣間見られる六年時への配慮なのかも知れないが、修学旅行が富士学園と由比ヶ浜の二年間に分割されている杉並の五年生は矢張り忙し過ぎよう。
 それでも明らかに練習不足だった学芸会に比べれば合唱、合奏はマス・ゲームで段取りが付け易いのか纏まっている。前者はリベラル臭漂う「いのちの唄」だが、何故かラテンの「エル・クンバンチェロ」では指揮棒を真剣な眼差しで見詰め鉄琴を打ち続ける公資であった。
 なお本番で優秀な成績であっても都大会に進んだりはしない。お疲れ様でした。

i118.jpg  さて一方、祐旭がピアノ練習に重い鍵盤を求め、ピアノ教諭からはアップライト型の電子ピアノを譲ってもと有難いお話しも戴いたのだが、そもそも造り付けの棚上に安置するわが家の構造からは、所謂「ステージピアノ」が必要である。
 そこで好事家にはお馴染みの渋谷のイケベ楽器の鍵盤フロアを訪ね、ひと亘り電子チェンバロやらテルミンやらも弄り回した上で、父としてはこの際NORD PIANOに惹かれないでも無かったが、ウェイテド・キーが文字通り鍵なので、無難なところでヤマハのCP40に落ち着いた。
i168.jpg  とはいえスピーカーも用意しなければならないからマイクスタンドの上に載せて左右に配すれば、内部留保を課税前に吐き出しての立派な設備投資に他ならない。しかも高額な駐車料金を費やして車で赴いたにも拘わらず、残念ながら本体はプリウスには搭載出来ず、それではステージピアノの意味を為さないのではとの疑念こそあれ、わが家では据え置き固定なので大人しく送付に委ね、改めて今週セッティングしたのである。
 エレクトーン出身でピアノとキーボードの中間程度の旧機でも一時間も弾けば小指に血豆が浮き上がる位の、か弱き指の持ち主たる父からすれば、ピアニストらしい祐旭の主張は頼もしいが、いざ弾いてみると左右から響く音が妙に心地好いという副次的な効果も生まれている。
 練習に一層勢が出ますか。

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