コラム堀内一三

~粥川善洋の四方山コラム~

10月15日(日) 遠州の空の下から  -地域情報 - 静岡県-

i110.jpg  元より昨夜が豊橋outで今日も午後は愛知とあらば浜松に居を据えてもと企んだだけだったが、ホテルまでの道すがら「浜松エアフェスタ」の文字が矢鱈と目に入る。どうやらここアクトシティがピストン送迎バスの発着拠点するらしい。
 空けて事務所に赴き痕跡を残せば、航空自衛隊浜松基地は目と鼻の先、とあらば足を伸ばすに如くはない。浜松基地は帝国陸軍飛行学校爾来の歴史を持ち、曾てはブルーインパルスも駐屯し、広報館エアパークも併設される航空自衛隊の主力ベースであり、曾て出向時代の千歳那覇基地から米軍視察、後には百里の航空観閲式と亘り歩いてきた私も、久々のAWACSの勇姿には幾分の興奮を隠せなかった。
i111.jpg ただ思想的には自衛隊に重々の愛着と敬意を抱いているとはいえ、軍事にも飛行機にも然程は詳しくないので、早朝から基地内を駆け巡り、行脚の疲労も徐々に蓄積してきたか、張り切り過ぎて些か右足の裏に傷みを覚える。やむを得ずF4は陳列のみ、T4練習機の編隊飛行に続くブラックホークことUH60救難ヘリの飛翔する後ろ姿を目に納めたところで、たこ焼きを頬張って早々に退散した。(残念ながら、この2日後に同型機が事故墜落に見舞われた。慎んでお悔やみ申し上げたい)
 疲労蓄積なら足か箸かを休めればよいものの旅先とあらば無駄に好奇心が湧き出でて活動的になる性癖故に、帰路はまだガラガラのバスで戻り矢鱈と横に長いアクトシティの最東端、楽器博物館にも闖入してみた。
i113.jpg 同根のヤマハとカワイに加えてローランドの製造拠点であるだけに、民族楽器のみならず電子楽器コーナーが充実していてYMO楽器展の如しだったが、チェンバロ擬きの旧式ピアノと電子ドラムも少しばかり実演賞味して浜松を堪能したところで移動、名古屋市内巡りから原隊復帰する。

 美浜と言えば今や福井県が有名になって仕舞ったが、こちら知多半島もかの戸塚ヨットスクールで一斉を風靡したものである。
i114.jpg ガラガラのパノラマカーの先頭車両を後にすれば、風雪に耐えかねた様な知多ビーチランドの観覧車を眺めつつ、そもそも公共交通機関と徒歩行軍にて辿り着こうという都市居住者らしい企みが無謀だったのだろうが、歩くこと20分余で漸く漁協に到着した。
 昨日同様に如何にも場所柄に不似合いな、目付き鋭く独特の立居振舞でひと目でSPと分かる顔触れが取り巻く中、応援弁士は遅れて現れ梯子するのが通り相場であり、先に席を立つのが常なるとはいえ、今般ばかりは定番のフレーズ「公務ご多忙のため」は、明らかに政務であるのが見え見えで使い難かろう。ただ幾ら重鎮でも霞を喰らっては生きていけないから、食事を介して選対会議が催されるのもまま垣間見る光景と言えようか。
 思想信条により排除されたか、自ら反旗を翻したか、或いは訳あって新党に相応しからずと門前払いを突き付けられたかは別として、結果的には理屈の如何を問わず寧ろ無所属の肩書きが有利に働くとは、選挙とはげに見えざる力の働く魔物である。

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