コラム堀内一三

~粥川善洋の四方山コラム~

9月25日(月) メーテルの星崩れる時  -政治・経済 - 衆議院解散・総選挙-

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リーリーかシンシン(2011年)
 小池知事が午後名前を発表というから、スワ新党と色めきたったところパンダの子息であった。「平成」の元号を発表した小渕官房長官の如くに、恭しく額を掲げて「その名前は希望です。あ、間違えちゃった」等と危険な笑いを取ることも無く、モニターで発表されたのであった。しゃんしゃん。

 55年体制下にあっては大政党間を跨がる移籍は山口シヅエ氏の様に極めてレアケースであったが、96年総選挙後に新進党から五月雨式に自民党への復党・入党が嵩んで以来、ここ数年も民主→自民の鞍替えが散見される様になったのは、ひとつには政党間のイデオロギーの相違が小さくなった証しであろう。
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こちらは離島
 だから「離党」という響きにも半ば慣れっこになりつつあったが、与党から該当者が生まれると身を引き裂かれるが如くまでは大袈裟かも知れないが、インパクトは決して小さくない。
 勿論、大野伴睦翁ではないが、猿は木から落ちても猿だが代議士は選挙に落ちたらただの人、は覆すことの叶わぬ真理に違いない。しかしながらこれ迄築き上げてきた多くの人間関係を絶ち切って、それでも尚バッヂが無ければ仕事が出来ないという論理を優先させなければならないとは、些かの皮肉と同情を込めて、小選挙区下における議員とは世知辛い商売であると言わざるを得ない。
 元より転々とするのが当たり前の外資系企業でもあるまいし、公職も雇用の流動化が進んで働き方改革もここに極まれり等と笑っている場合ではないが、或いは国替えも地域代表より国民代表という英国型議会制民主主義の有り様を体現しようというのだろうか。
 公的機関にしろ民間企業・団体にしろ、非営利を標榜する疑似組織においても、何等かの成果が明確化してそれが個人に人事上の賞罰として返還されるには時間が掛かる。これに対し学生団体の利点は、最大四年間と期間が限定されているが故に出世が早い、との指摘があったが、幸か不幸か政治もまた選挙において短期的な明確な評価が、早々に齊される。冷静に見詰めたい。

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