コラム堀内一三

~粥川善洋の四方山コラム~

4月29日(祝) 湯~とぴあ宣言  -地域情報 - 名古屋・愛知-

h891.jpg  父母の入院加療を受け黄金週間は名古屋の父母の家に業者を招聘してゴミの廃棄に始まる。それだけでは余りに味気無いので見舞いを経て向かうは名古屋城、一同失念していたが三年振りの再訪であった。生憎の豪雨も程無く晴れ上がり、三選間もない市長肝煎りの木造天守閣再建に先立ち復元された本丸御殿にも闖入するが、いざ鉄筋の天守閣に再入城して祐旭の記憶を甦らせたのが石引きの再現ギミックとは、戦後の構造物の見世物的な要素もすっかり歴史の域に至っていることを実感させる。
h892.jpg  ただほぼ行き当たりばったりのこの日の行程で次いで及んだのがスーパー銭湯とは意外な展開だったろう。そもそも風呂嫌いではなくとも取り分け露天を好まない妻との嗜好は必ずしも一致しないところ、わざわざラバーまで張り替え新装したラケット持参の執念が卓球場を発見させ、前日千住まで遠征した後に全日空ホテルで一時間立ち尽くし、棒になった足が久方振りにマッサージを求める父の思惑が合致したのである。
 荻窪にも同じネーミングの風呂が存在するが、勿論同系列ではなくトマス・モアの理想郷を「湯」に準えるのは全国津々浦々考えることは同じという証しだろうか。
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 周辺環境は必ずしも芳しくはなさそうだが中は文字通り極楽で、公資は早速「大願成就の湯」に身を浸して「まだ志望校も決まってないけど」と呟きながら、先の組替え試験では二場所振りに大関からの陥落が決まったわが身を奮い立たせていた。
 浴衣と作務衣の中間の様な装束に身を包み、夕食の後は卓球の予約まで寝転んで漫画三昧とは黄金週間に相応しい怠惰なひと時である。翻って久々に見学した母子三者のピンポンは流石に鍛練の賜物、一打一打に見事回転が掛かってトップすることなく立派にラリーの応酬が繰り広げられているではないか。今更の参画は到底叶わない父は一路揉まれ部屋に急行したのである。急拵えの割りには盛り沢山の初日だったか。

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