コラム堀内一三

~粥川善洋の四方山コラム~

4月11日(火) よみがえる王と神の子  -地域情報 - 東京23区-

h880.jpg  豪雨のなか会場に辿り着けない程の車列と我先に受付へと急ぐ旧ソ連もかくやの大行列を掻い潜ってなお「鳳凰」前のサテライト会場に鎮座するしかない大混雑が選挙戦の厳しさを物語っていようか、「勝つ!」の標語も鮮やかな東京の陣である。
 実は本日は、一年の改修休業を経た東京プリンスの政治的な柿落としでもある。
 鳳凰の名を戴く大宴会場は嘗ての東京ヒルトンとニューオータニにも存在するが、奇しくも何れも先の東京五輪に合わせて開業しており、ヒルトン改めキャピトル東急は既に七年前に建て替えが終わっている。遥か後発の赤坂プリンス既に亡き今オータニの長命が際立つが、折角装いを新たにした東プリも五輪需要に向けた弥縫策に留まり、2020年以降に取り壊される運命らしい。
h881.jpg  そう想って見るからか、扉と柱が妙に豪奢になった以外に大きな変貌は認められず、開業中には高級ショッピング街だった地階に鎮座する、老舗ホテルには如何にも不似合いなローソンも健在である。
 パーティ・ラッシュのなか改修前より会場として登場する頻度が若干減り気味に感じられるのは、薄化粧により料金が嵩んだからと言うのは邪推なのだろうか。

 夫婦でPGAツアーをCSにて飽きもせず連々眺めていた時分、最も強烈な印象を残しているのは世界ゴルフ選手権の最終18番ロング、二打差の米国がプレーオフ進出を決めるタイガー氏のチップイン・イーグルである。
 既に15年余を経て、その第二打を右に大きく外したデュバル選手はおろかウッズ選手すら過去の人と化しつつあり、久々にエルス選手の名を耳にしたのが総理とのスリーサムであったことに鑑みれば、まだ37歳とはいえ往事から第一線にあるセルヒオ・ガルシア氏がメジャー74戦目にしてマスターズを制したのは特筆すべき事態に他ならない。
 改めて録画を見ると解説の中島常幸氏も「このパッティングでメジャーで戦ってるんだから凄いですよね」などと失礼極まりないコメントをしているが、逆に言えば恰も長年の同士の如くガルシア氏への愛情、更には応援モードが溢れている。ラウンド中に怒りの余り自らパットを折り、ウェッジでパッティングしていた姿も懐かしいが、年輪を重ねて老獪さを増した訳では全く無く"神の子"のままグリーンジャケットを手にした姿は頼もしい。

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