コラム堀内一三

~粥川善洋の四方山コラム~

3月23日(木) 恩讐を超えて  -政治・経済 - 政治・経済・時事問題-

h862.jpg  五代に亘り禅譲を繰り返してきた宏池会が初めての分裂に見舞われたのが98年、その当事者たる故・加藤紘一氏の子女・鮎子氏の朝食会にもう一方の河野洋平氏が現れるとあらば、永田町周辺居住者の耳目を集めるのは当然だろう。
 嘗てのプリンス河野氏も既に80歳、久方振りの講演に如何なる昔話に花を咲かせてくれようと思いきや、宏池会分裂の経緯は元より河野談話にも全く触れず仕舞いの穏やかさで、連立与党での選挙の難しさを述べたのが政治評論家的には貴重なオーラル・ヒストリーだったろうか。
 立ち位置からすれば反安倍であろうから、野党の不甲斐なさを愁い、返す刀で自民党内の左派を鼓舞する姿は、親蘇と親中を今となっては十把一絡げに看做して良いならば父譲りのオールド・リベラリスト結託の絵柄である。
 ただ新自由クラブそのものが中道左派と保守第二党の左右に触れて瓦解した記憶こそあれ、恩讐は超えても思想は変わらないという意味では首尾一貫していると言える。公に姿を見せるのは控えておられる様だが、ご健在でした。

h863.jpg  この日、永田町はこちらも久々の証人喚問に緊張感ある一日だったが、本来ならその話題を紙面から追い出す効果を期待されたWBCは残念ながら前日に散って仕舞った。
 そもそも大谷投手兼外野手が辞退した時点で国民的関心は下がったものの、その割にと言っては失礼だが、よく打線がカバーして健闘したのではないか。
 h864.jpg 結果として米国に敗れ、その米国が初優勝を遂げたのは日米対話を前によいお土産になったとは言い過ぎとしても、毎度存亡の危機が憂えられるWBCの未来には却って朗報だったのではなかるまいか。
 東京五輪を控えるだけに些か中継ぎ感のあった小久保氏には、初代常任代表監督の大任を終え改めて指導者の道を歩まれんことを餞けに祈念したい。

 夜は又もやの女子会闖入に続いて大学時代の友人の渡泰壮行会のダブルヘッダー。
 お腹一杯の一日ですね。

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