コラム堀内一三

~粥川善洋の四方山コラム~

12月24日(土) 燃える温泉  -地域情報 - 東海地域情報(愛知・岐阜・静岡・三重)-

h779.jpg  名古屋で手羽先を食し、粥川家への宿泊は物理的に極めて困難なため名古屋駅近隣の安宿にて一泊したのが昨夜、明けて早々バス移動である。どうせ遠征するなら偶には中京圏の行楽地を覗いてもと目指すは長島温泉だが、スパーランドを称するからには大江戸温泉ばりの巨大なジャグジーを想定していたらあにはからんやプールは冬季休業、古式ゆかしい遊園地のみとは水着持参の当てが外れるではないか。
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 幸い園内では「進撃の巨人」展が開催されており、概ねストーリーを把握している子供達には好評だったものの、大掛かりなギミックはラストの模型のみで、ヘッドセットを被るVRも巨人に喰われる仮装体験を試みる様なグロさは皆無である。幾分時間を持て余し昼食がてらアウトレットにも見参してみたものの、ホテルにはコンベンション・センターさえも併設されているとはいえ、正直なのところ総合テーマパークとしてはリピーターを重ねるべく極め手に欠けよう。元より三連休故かオフィシャル温泉旅館の花水木には大枚を叩く羽目に陥ったし、確かに大陸からと見受けられる異国語も囀りビジット・ジャパンに貢献していようが、名古屋から直行すれば一時間も掛からないながら隔離された立地に則れば、かく新たな飛躍を求められる施設にこそIR法案は有効な手段なのかも知れない。
 漸く14時を迎えてチェックインすれば早速浴衣に身を浸して風呂三昧、恐らく人工であろう渓流に滝までも配された露天はなる程立派だが、些か真冬には駈け足にならざるを得まい。何故か公資だけは裸体を寒風に晒して悠然と足湯に浸かっており、祐旭の解説に依れば太っちょには気発熱による太っちょらしい寒さが襲い掛かる筈なのだが、脂肪に依る防御壁がそれを上回っているのだろうか。
h782.jpg  定番の卓球を経て、二間続きの立派な部屋に盛り付けられた夕食に預かる。和風の温泉を惜しみ無く賛美していた公資はここでも日本人は食糧自給率向上の為に米を食べるべしと主張し、かつ自ら率先して実践する国粋主義者の萌芽を発揮していて頼もしい。

 さて朝からの長き一日もこれにてと思いきや更に夜半のお出掛けが待っているのだから盛り沢山に他ならない。直線距離にして車で15分程度のなばなの里ナイトツアーである。
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 ところがSAPIXのテキストでも冒頭に登場しそうな三大河川の何れかだろう、川縁を迂回急行するものの幹線道路はうんともすんとも動かない。クリスマスイブにイルミネーションを拝むなどとうら若きカップルの如く似つかわしからぬ行為に及んだ報いか、22時も間も無くそのまま踵を返したくなったが、折角だからと人の流れに身を任せたところ、無数の小電球の群れはなる程手が込んでいて煌びやかである。
 しかも一面が黄色で覆われた隧道は光の国から僕らのためと言うよりはお別れの会擬きの「天国への回廊」たる表現が相応しく、三重県という立地柄関西文化の派手さに覆われているのだろうか。トンネルを抜ければメイン会場のテーマは「大地」、何故にここに北海道かと訝しむのは職業病であろう。
 流石に帰路は渋滞も掃け、隣接するホテル長島の内湯で身体を温め床に就いた。

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