コラム堀内一三

~粥川善洋の四方山コラム~

12月10日(土) 風の歌を聴くな  -スポーツ - ゴルフ-

h771.jpg  五十の坂も手の届く時分となると、ひと度は押し並べて手を染めたとしても、恒常的にクラブを握る人口は絞られるものである。現にふた月程前、五年振りに成立した大学時代の友人とのラウンドもひと組が関の山で、だからこそ二世代下の面々が定期的にコンペを開催しているのは稀有な例であり、今般若洲におけるそれへの御相伴に預かったのは幸便であったろう。
 名前の通りのリンクスには違いないが、恒常的な強風に預かり猛烈なアゲインストが続けば折り返しは強烈な追い風、遥か9年前訪れた際にはお目に掛かれなかった爬虫類の如く異様な風体の東京ゲートブリッヂを拝みつつ、気温が上がったのが救いではあった。指定管理者制度に依っても結局は第三セクターが受託しており、見なし公務員扱いではなかろうものの腰の重いベテラン・キャディー氏揃いの運営は、小池知事の「東京大改革」の項目に挙げて戴きたくなる。
h772.jpg  敢えて風の影響を受け難い低い球を撃とうとした訳でも無いのだが、軽く振っての好発進に気をよくしていたら手打ちになったか右へ右へでロングのダブルパーとは泣けて来よう。それでも連続パーで回復して前半51とは、卒業から四半世紀近くを経て年次の相違も希薄になりつつあるとはいえ後輩諸兄姉に面目を保った形だったが、後半は奮わず除夜の鐘とは情けない。
 前半終了時に隠し四ホール換算で自己申告する変則オネスト・ジョンとは新たな展開だったが、蓋を開けてみるとゴルフ場サイドの算出は通常のダブルぺリアで行われ、敢えて手計算した変速オネストでは中位だったにも拘わらず、ご参考として最期に配布されたスコア表ではダブルパーが当たってハンデに恵まれ幻の優勝とは、曰く言い難い結果であった。
 余計な運気を費やしたと憂うべきかも知れないが、慌てて風呂から上がる必要も無く、キャディー氏への付け届けのタイミングに頭を悩まさず、何よりも来賓の構えで気兼ねなく参入退出出来るゴルフも偶にはよいものか。

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://kayukawa.blog41.fc2.com/tb.php/3460-ab24dbad
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

FC2Ad