コラム堀内一三

~粥川善洋の四方山コラム~

11月24日(木) 充電地獄  -携帯電話・PHS - iPhone/iPad-

h769.jpg  帝都においては1962年以来の11月の降雪、同じく観測史上初の積雪とともに漸く会社携帯が帰ってきた。
 iPhone6への昇格から約二年、充電の不具合が日に日に頻出し、果ては運が良ければ充電出来るの域に至って万やむを得ず社内に問い合わせる。充電口への埃の蓄積ではないかとの御沙汰に半信半疑爪楊枝を押し込めば、確かに塵は排出されるものの矢張り充電は滅多に進まない。
h755.jpg  ならばと近場のiPhoneショップに駆け込むのは自前主義の閉じた世界では決して許されず、修理ひとつも中核市に回送必須のため手元不如意の生活を余儀無くされる。
 こうなると社外には個人携帯のメイン扱いを続けてきたのが正解だったことになるが、飽く迄会社支給品以外への転送は機密管理上厳禁である。有り難いことに又もやモニター貸与の更新されたiPhone7も相変わらずiPod兼目覚まし時計としてわが家では持ち腐れながら重宝しているものの、折角更に充実しているらしいカメラ機能も眠ったままだし、かく事態にも登壇は努々叶わない。
 詰まるところ部の倉庫に眠っていた懐かしのガラケーを借りて暫しの御相伴とは前時代仕様も夥しかろう。
 ただ電話が鳴っても誰からなのか判別が付かないのはまだしも、スケジュールはわざわざ出掛けに印刷してなお10分なのか15分なのか詳細は判然としないし、最大の問題は会社メールが読めず、不測の事態が生じてはいまいかと常に帰巣本能が過剰に働いては、糸の切れた凧稼業に支障を来す。
 而して土日祝を挟み先発投手宜しく漸く中五日で復帰したのだが、証拠品として御丁寧に掘り出された埃まで同封されて来た割りにはなお、充電は恭しく固定しておかなければ唐突に終焉する不如意には大差が認められない。
 今をときめくIoT、テレワーク仕様の原点と評するのは美しかろうが、携帯電話の下僕と化した日常は最早覆し得るものではなかろう。だからと言ってに消費税率並みに残り僅か数%と赤く警告され、充電口を手づから押さえシャットダウンの危機に怯えつつメールを打つ、充電の奴隷たるは、柔軟性の欠如という大企業病の為せる業、殆ど人災である。いっそ破壊して仕舞えば話しは早かろうが、踏み切れないのも宮仕えのまた宮仕えの哀しさ、付加価値の高さもまたわが国らしくはあるものの、法人の携帯電話は消耗品として資産性を否定してくれたら少しは融通が効く様になるだろうか。

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