コラム堀内一三

~粥川善洋の四方山コラム~

11月10日(木) 賢者の独裁  -政治・経済 - アメリカ大統領選-

h740.jpg  民主主義は最悪の政治形態と言える。但し、これまでに試みた民主主義以外の凡ゆる政治形態を除けば、というチャーチル英首相の言を待つ迄も無く、民主主義の内包する幾多の欠陥を、国民投票という形で英国自身が体現して見せたことは記憶に新しい。
 ただ議員内閣制下だからこそ直接民主制に依る採択に厳格に拘束される以外に採る術の無かった英国を見るにつけ、直接民主制を敢えて擬制した大統領制を戴く米国は矢張り一枚上手の様である。
 元より純然たる三権分立を行政と立法の対峙と読み替えるのみならず、恰も議会における発言が院外では免責されるが如くに、所詮選挙戦におけるスローガンは結果が出ればノーサイドとばかりに、ともすればTPPでさえ形を変えて鵺の如く生き残っても可笑しくない程に、早速煽情的なモンロー主義的主張からの軌道修正を試みているのは、民主主義の限界を非制度的に補う経験則なのだろうか。
 敢えてこのタイミングでも与野党ともに迷走の末に疲れ果てたから、ばかりでは無かろうがTPP採決を延期したりしないわが国も、敢えて交渉材料として温める様な狡猾さに欠けるとの指摘もあろうが、この融通無碍さこそが回帰した基盤政党制を円滑に運営させる生活の知恵とも言えよう。
h741.jpg  畢竟、マニフェストの類に過度に囚われないのが間接民主主義のお作法なのかも知れない。

 アナグラムという言葉遊びがあるが、そもそも順番を変えることなく特定の事象が潜んでいるネーミングがある。妥当な例かはさておき「国家安康」が大阪の陣の引き金になったものを想起されたい。
 今般発見したのは芳名に著名な中華料理店の名の一部が刻まれた方である。因みにパーティには伺えなかったので、テーブルに焼売が並んでいたかは定かで無い。

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