コラム堀内一三

~粥川善洋の四方山コラム~

9月23日(金) 仕事の流儀  -スポーツ - バスケットボール-

h676.jpg  東洋の魔女の記憶は薄らいだとはいえ国際機関そのものをわが国経済が支えてきた排球にしてなお、Jリーグとの僅かなタイミングのズレが未だ完全プロ化を実現させていない事実に鑑みれば、国際的な競争力において明らかに劣る籠球が、紆余曲折のおかげで逆に先んじる結果となったのは朗報だったのだろうか。
 初のプロスポーツとして圧倒的な人気を誇る沖縄と恐らく親会社が最も裕福な、旧両リーグを代表する二者によって国立代々木競技場第一体育館というアマチュアリズムの聖地で行われた開幕戦は、今やプロ野球ですら希少となった地上波のゴールデン生放送が上々の幕開けを物語ってはいたものの、同時に却って持続性の危うさもまた強く伺われた。
 選手個々の技量では大衆へのアピールに乏しいからこそ娯楽と地域性に活路を見出だした構造は理解出来るものの、取り分け蹴球由来の地域密着が恰も営利性を否定的に捉えるが如く、併掲の認められている企業名が一律に喪われたのは象徴的だが、クラブチームと大差無くプロを標榜しても必ずしも専業は叶うまいと嘆くよりは寧ろプロとアマの一体化、更に言えばプロ化へのハードルが著しく下がったと受け止めるべきなのだろう。
h677.jpg  例えば野球の独立リーグは社会人野球の代替としての日本野球機構への選手養成機能を担いつつ独立採算のプロとして既に認知されつつある一方で、競技そのものすら未だ人口に膾炙していないe-sportsのサッカー部門にヴェルディが参入と聴いてスポッチャのそれ(左写真)を想像したら蓋を開けてみれば純然たるTVゲームとは、最早スポーツ事業の多角化の文脈で捉えるべきかも知れない。
 ただ被用者側に雇用の流動性を超え常態的な複数収入に道を拓くという意味では極めて現代的だが、プロスポーツ化の進展が逆説的に一部の超一流選手を除き職業としての運動を成立し得なくしつつある現実が、ウェーバーが政治に対して与するところと同じく職業としての運動の崇高性、すら喪わせしめない危惧は生じよう。或いは赤字が嵩んだら競技を挙げてクラブチームへの転向も辞さぬ、参入とともに退出障壁も小さいのがこれからの「プロ」の構えかも知れないが。

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奥はゴルフ
 物理的な拘束を極端に厭う性癖のためわが家では「裸族」の異名が与えられているが、加えて生来の甲高により靴の選択には悩まされてきた。
 長年ゴルフ・ブランドを愛用してきたが、それでもなお電車の中でも屡々靴下姿を披露していては、ブームの走りに背を向けるばかりか歩数を稼ぐことすら覚束無い。
 ところが偶さかに4Eをキーワードに浮上したお多福なる安価な品に手を染めると皮が薄くて柔らかな分、実に快適で驚いた。だからと言って急に徒歩移動に回帰する訳でも無いのだが。

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