コラム堀内一三

~粥川善洋の四方山コラム~

8月9日(火) 今日から会社を休みます  -スポーツ - プロ野球-

h635.jpg  真夏に至り今年二度目のドームとは意外だが、復活した内海投手が大禍無きビッチングで20時半終了の予定調和的なゲームだった。

 驚いたのは寧ろ同日発表された中日・谷繁監督の休養であろう。
 中日球団には生え抜きのレギュラー級を大挙放出した昭和30年代の濃人旋風や、一族朗党首脳陣を率いて桂冠し江藤、一枝といったひと癖ある生え抜きと対立したダンディ水原といった、外様監督による政変の歴史があるのは事実だが、今般は些か様相が複雑であり、等しく生え抜きではないが選手として在籍経験のある総監督と監督が並立し、首脳陣も二系統に分立していたのは谷繁監督とともに横浜組の佐伯コーチもまた休養に追い込まれたことからも明らかである。
 問題はもう一方が代行に就任した森ヘッドコーチを筆頭とする西武組であり、外様同士の争いだったことだろう。
 谷繁監督が律儀に自らの解任会見に現れ、にも拘わらず休養扱いなのも矢張り外様だった山内一弘元監督と全く同じケースだが、過去例に準える迄も無く敢えて休養としたのは森代行は森監督ではなく、来期は別人が指揮を採るとの含意であろう。
 86年の究際は高木守道代行ではなく星野仙一新監督と生え抜き同士の跡目争いだったが、今般はこの期に及んでなお外様の小笠原二軍監督の昇格が有力とされている。
 これでは球団サイドが幾ら否定しようとも、「勝者」たる落合氏の責を問いたくなるのは中日ファンならずとも道理であろう。
 元より生え抜きに拘り続けた挙げ句、球団そのものを喪った南海電鉄の教訓に学ぶ迄も無く外様の指揮官を否定する謂れは無いし、そもそも名選手名監督ならずが枚挙に暇無いのも事実である。
 であったとしても少なくとも落合氏の説明責任は否定出来ない。バレンタイン氏の魔術に翻弄されてわが国初のGM職を全う出来なかった広岡達郎氏とは違う意味で、落合氏はわが国におけるGMとは何たるかを自ら明らかにすべきだろう。

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