コラム堀内一三

~粥川善洋の四方山コラム~

7月7日(木) 長良川艶歌  -地域情報 - 東海地域情報(愛知・岐阜・静岡・三重)-

h564.jpg h565.jpg  長良川の囀りに優雅に耳を傾けつつ夜半まで日本酒を煽ってからはや9年、幾許かの待機中に岐阜城へと急行したが、間一髪ロープウェイには間に合わず、元より金華山を徒歩行軍する様な気力はたとえ時間の猶予があろうとも到底湧き上がらない。
 さて久々に長良川でも遠望してと歩き始めたところでお呼びが掛かって引き返す。鮎に朴葉味噌と個性豊かな郷土料理に恵まれたのは、南北に長くかつ水利豊かな土地柄故だろうか。「粥川」のルーツとなる集落は円空仏収集とともに鰻を神聖視して食さないことで知られるが、蒲焼き御飯は好物極まりなく有り難く頂戴する。
 ただ美川憲一氏と「柳ヶ瀬ブルース」は復活しても柳ヶ瀬そのものは凋落激しく、場末の歓楽街と化しつつある中で古ぼけたアーケードが却って過去の栄光を物語るが如くであった。
 飲み過ぎて、大浴場の存在だけで選んだ宿で周囲にコンビニも見当たらず、何故か七夕記念で頂戴したカップ麺を割り箸も無しに腹に収めて床に就く。

h566.jpg  明けて大垣市は同じく母方のルーツと聞くが恐らくは曾祖母の葬儀以来、40数年振りではなかろうか。
 駅に到着して今日も希少な余剰時間を文字通り駆け足で大垣城見物に宛てたが、息咳切って大垣駅に戻ったところでアポイントを丸一時間間違えていたことに気付く。
h567.jpg  再び城まで歩く気力も無く、駅周辺の水辺を散策すると先斗町の如くと評するのは些か持ち上げ過ぎとはいえ、確かに風情はある。お堀に首都高を被せた帝都の有り様は、惑星ソラリスの未来が高度成長期に体現されたという意味で文化財ににも値しようが、小振りな内堀を活かして水の都を名乗るのも城下町の生きる道のひとつであろう。

 午後は何故か研修、しかも読書会とは新左翼擬きだが、選挙戦の〆に「君主論」のお題も小粋な取り合わせかも知れない。
 予想通り「武士道」の方が大半のメンバーに受けが良かったのは、組織としては真っ当と受け止めるべきか。

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