コラム堀内一三

~粥川善洋の四方山コラム~

5月19日(木) パニオン・スタイル

h496.jpg  所謂業界団体の総会が五月に集積しているのは、六月後半たる企業の株主総会に先立ち人事の固まるタイミングを見計らっての設定だろうか。今や個別企業が総会に準拠せず四月の会計年度を以て実質的に役員人事を行う為に、それを受けての団体人事には五月はより好都合になった感がある。
 元より企業以上に反主流派や特殊株主は存在しないから総会自体はシャンシャンの儀式であって、附随するパーティへの出席がわが方の職責となる。それでも一昨日の様に挨拶に薬玉割りと段取りが明確なケースは逆算すれば出席者もまた限られるが故の場繋ぎに他ならず、こちらも要人を迎えてご案内を口実に、パーティで立礼に立つ関係者に握手するのと丁度裏腹に、要人に存在をアピールするのが関の山である。
h498.jpg  他方、大規模なものとなると形ばかりの出欠表こそあれ、誰が現れるかは蓋を開けてみなければ判らない分、入口間近に陣取って訪れた旧知の御仁と懇談する即席の社交場と化すのが通例である。しかも主催者面していても実は微妙に招かれる会員企業サイドだから形而上の職責に乏しく自由は効くし、同じ世界に16年も居ると未知乃至は記憶に無い人物からも挨拶されて恐縮する事態すら生じる。
 こうなると立ちっ放しでも90分位は早々に経過して、かつひと仕事こなした様な根拠無き満足感にも包まれるのだから、大半が捌けて後の階下のラウンジにて今後に向けての即席の反省会まで、思いのほか濃密な一日であった。

 議員会館の金属探知機の奥に俄かに現れた液体検査機、サミット前の小道具かと思いきや恒常的な措置らしい。元より航空機の搭乗には理に叶っていても、人の集う場所であるべき議員会館にはハードルを上げ過ぎの感も否めない。
 しかも安普請のなのか構造上致し方ないものなのか少量には反応しないらしい。おかげでいきなり「飲んで下さい」と告げられて毒味と言うよりは人体実験に供される羽目に陥った。
 悶え苦しむ演技力も無いので大人しく口に含んだが、明らかに怪しい風体ならば兎も角マニュアルが行き届き過ぎてはいまいか。世知辛い世の中。

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