コラム堀内一三

~粥川善洋の四方山コラム~

4月21日(木) かぼちゃ畑で捕まえて

 講演原稿のライター業も全く経験則に欠ける訳では無いものの、昨夕の国際TV会議を経て追加執筆作業の御鉢が回ってくると、勘所を取り戻す迄の余裕を見計らい今日は5時起床の早朝出勤だった。実際には筆が滑り始めればスムーズに脱稿して出立までの猶予を、もうひとつの筆まめに充てる。
 次いで午後は名古屋に総勢40名を超える方々への情勢報告に赴く。元より弁論部時代から人前で話すのは馴れているし嫌いでない質だが、地域には地域の状況や風習もあり、皆相応のポジションの面々が一見神妙に聞き入って戴きながら、裏を返せば関心は薄く寧ろ震災後の多忙な最中に正直なところは迷惑千万ではと気後れしても始まらない。
 充分に慎重にひと言ずつ紡いだ積もりだったが、日頃の早口から意図的にトーンを落とした結果、寧ろ深刻に響き過ぎで、だからと言って初対面が大半では笑いも取れないし、そもそも笑いのツボも判らない。にも拘わらず関係者の受け止めは前のめりに過ぎた様で、聴衆を前に微妙なニュアンスを伝える難しさを改めて思い知らされ、自覚症状には乏しくとも些か高揚していたかと反省にも囚われた。よい経験になったと言える様に今後の糧にしたい、と纏める位しか能なく頭を低くして退散する。

h463.jpg  名古屋への移動は万一寝過ごしたらとの強迫観念が働くのか睡魔が訪れ難いが、最近は帰路も覚醒したまま東京駅に舞い戻る事例が少なくない。ひっきりなしに飛んで来るメールへの返答を余儀無くされるのも然りだが、嘗ては朝昼構わず絶好の子守唄だった講演者の声にも誘われなくなった様に、眠る体力自体が喪われているのかも知れない。
 それでも豪雨のなかパーティを二本梯子して帰着し、来週に向けた重大なる課題への準備に勤しんだ。ことここに至っては人事を尽くしてではないが、永田町周辺居住者の神頼みとあらば山王日枝神社より他は無かるまい。
 社を後にしたのは23時に近い。長いだけでなく盛り沢山の一日だった。

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