コラム堀内一三

~粥川善洋の四方山コラム~

3月24日(木) 北紀行  -政治・経済 - 政治・経済・時事問題-

h430.jpg  北の大地を訪れて札幌に足を踏み入れないとは珍奇だが、開業を控えた北海道新幹線と何等関係が無いのは残念である。 僅かに苫小牧東部工業団地の、恰も列島改造の強者どもが夢の跡の如くに広大に拡がる空間をその目にしたのが、蜻蛉返りの旅の収穫だったろうか。
 ベットタウンに酪農、製造業、そして空港と自衛隊という北の大地の縮図の様な熱い選挙戦は程無く正式な号砲を迎える。

 物量動員による古式ゆかしき地上戦あらば、他方ネット時代に相応しい空中戦の試みがオープンエントリーであろう。
 往々にしてオープンを標榜しても半ば本命を抱えた出来レースの拍付けか、どう見ても勝ち目の無い選挙区に限られていた「公募」が、極端に振れ幅の大きな選挙が続きかく事例から当選者が相次いだことにより、新たな人材供給システムの一画を占めるとともに玉石混淆の懸念もまた顕在化しつつある。
 この中で選出の経緯もまた数値という形で公衆の面前に晒す試みは、実質的な全国区を抱える参議院選挙にこそ相応しいとの思惑は当を得ていよう。
 勿論、文字通りのエントリーであって、ネット上で当選したからと言って漸く候補者たり得るだけであり、当該候補のリアルな当選への道程は未だ険しかろう。ただ一見重工長大で旧態依然に見受けられる自由民主党が、実際にはニコニコ動画との連携をはじめ驚く程にネット戦略を活用しているという事実を、究極の現実たる選挙戦の外縁にまで仮想空間的な試みを導入することに依って知らしめるという効用は小さくないし、引いては18歳投票に向けたアピールとも親和性を有しよう。
 選挙戦そのものにおけるネット活用が、デジタル・デバイドという批判論を内包してなお解禁されつつある昨今、電子投票を視野に入れた前哨戦としても有意義な試みではないか。公務員の兼職禁止や流動性の少ない労働慣行など、そもそもオープンに名を馳せる段階でのハードルが高過ぎて詰まるところ士業や政治関係者に限定され易い前提条件には大差あるまいとの懸念は、また別の問題ではあるが。

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