コラム堀内一三

~粥川善洋の四方山コラム~

3月21日(祝) 王に叶う  -旅行 - 国内旅行-

h425.jpg  早朝、息子二人を叩き起こして朝風呂に向かう。原監督も肖ったという「開運の湯」は18金仕様だけに系列ホテルでは度々盗難に見舞われたと聴くが、きらびやかながら幾分寂れた哀愁も漂う豪華絢爛の造詣が「竜宮城」の看板に偽りない。露天も豪奢でバイキング会場を溢れんばかりに埋め尽くしていた家族連れも、始動前なのか驚く程に人影少なく優雅であった。
h426.jpg  昨日で味を占めたのだろう、公資主導の卓球再戦を経て一路袖ヶ浦へと向かい、実に六年振りの莓刈りとは原点回帰の面持ちだったが、行けども行けども満員御礼売り切れとはシーズンの為せる業なのだろうか。
 急遽途上見掛けたドイツ村へと旋回したところ、ヴィルヘルム二世の銅像が掲げられている訳でも辺り一面にベンツやBMWの並ぶバブリーな展開もなく、どうやら自然に満ちた花と緑の絵柄がドイツらしさを醸し出す趣向かも知れないと得心しつつ、花が咲くにはまだ程遠いので単なる平原でしかない。
h427.jpg  そもそも東京ドーム60個分のマザー牧場の三分の一程度の敷地に過ぎず、児童から生徒への端境期にある祐旭には子供騙しだったかと、責めてパターゴルフでもと園内を急げば行列のそれに反して人っ子ひとり佇まぬゴルフ練習場に誘なわれたのが運命の分かれ目であった。
 丁度二週間前の練習で巧打を披露していた祐旭が俄然乗り気になったが故の選択には他ならないが、ひと頃ゴルフ場を賑わしたショートホールにおけるワンオン・チャレンジならぬホールインワン・チャレンジとは豪気であろう。
 元より50と70ヤードの二つのグリーンの、谷底に当たる経路上にカップが切ってあり転がりに期待は持たせるものの、存外に好調で惜しいショットを連発する父を尻目に、あれよあれよと見事祐旭が捩じ込んで仕舞った展開は最早ビギナーズ・ラックでは済まされまい。実際、本日も未だ二人目でその栄誉は永らく掘っ立て小屋の如きクラブハウスに掲示されるばかりか、当日の園内チケット3500円分が供与されるとは、広く臙脂のWの先輩たるゆうき投手の方が大分と色褪せてきている替わりとばかり、わが家のゆうきは「持っている」男であった。
h428.jpg h429.jpg
 しかも特筆すべきアイテムなぞなかるまいと高を括っていたらあにはからんや、悪戦苦闘指を痛めながらのアーチャリーならぬアーチェリー初体験に、公資が矢鱈と念入りに防具を付けて参画した全長60mの芝そりと、戦利品を有効活用出来たのだから、何番煎じかの果実刈りよりも余程新奇性に富んでいたろう。
 充実した旅であった。

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://kayukawa.blog41.fc2.com/tb.php/3352-6ec25e81
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

FC2Ad