コラム堀内一三

~粥川善洋の四方山コラム~

2月5日(金) 家族ゲーム  -育児 - パパ育児日記。-

h373.jpg  本命を見事陥落せしめた祐旭は四日の受験は割愛したが、思いがけず三日の名門校の一次を通り受験ウイークの延長戦が生じたため、付け焼き刃と謂えども面接の練習に挑む。
 ここで面接官役を買って出たのが公資で、質問例をもとに回答を促すだけの役回りの筈が、お父さんは頷き過ぎ、祐旭ともども姿勢が悪い、手は膝の上に、更には即興のお父さんは仕方ないが、事前に質問に目を通しているお母さんは淀みなく、と駄目出し含め講評も行う名采配振りである。
h374.jpg  元より第一志望であったら深刻だが一同余裕しゃくしゃくで家族ゲームの如し。遂には想定外の「兄について」の模範回答まで語り出した公資には、いっそ父の代理で本番に臨んで貰いたいぐらいだった。

 明けて当日、面接に参加したそうな公資を学校へ送り三人で会場へと乗り込んだ。前半戦は本人は体育実技で父母は講堂で只菅待機である。漸く説明が始まったかと思いきや室内に貼り出された注意事項を読み上げられるだけだが、文盲でもあるまいしと憤りを顕わにする強者はいない。
 更にグループに分かれて小部屋に押し込められ、次なる注意事項をやおら読み上げる父を妻がたしなめる。二重跳びのお題に撃沈した祐旭と合流して更に待つこと数十分、肝心の面接は本人が小学生時代に最も打ち込んだこととの問いに、学芸会の大役の労苦を語り面接官から「本格SFですね」とコメントを引き出したのは秀逸だったが、本人二問、父二問、母一問で十分も持たず退散である。
 そもそも地蔵の様に固まっている人の群れの中で、ベルトを緩めてわが方は何番目かと指差し数え、面接の羊蹄には私語厳禁とある待合の廊下でも祐旭と喋り続けと異彩を放った父だったが、果ては校舎を出た瞬間に「散々待たされてこれだけか~」と呟いて、幾ら何でも総員リラックスし過ぎのみならず、この学校はわが家には合わないと妻は観念したという。
 ボーダーでなければ面接は確認に過ぎずさらりと流されたのは吉報なのかも知れないが、かく貴重な機会を、かつ楽しんで体験出来たのも過去問だけで一次をクリアした祐旭の尽力あらばこそである。重ね重ねありがとう。

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