コラム堀内一三

~粥川善洋の四方山コラム~

1月26日(火) コンドラチェフには及ばない  -音楽 - 音楽-

h367.jpg  読書量が増すと比類して増大するのは音楽鑑賞である。書斎でPCを前にしながらならばレンタルで漁った シティポップが充満しているが、腰に負担もあり往々にしてカウチポテトならぬベッド煎餅、となると音楽専用iPhoneでyoutubeに頼ることになる。かくなる上は源泉掛け流しでは飽き足らず耳馴染みのあるものをと模索すれば、YMO関係に回帰するのもやむを得まい。
 リアルタイムからのYMOフリークと謂えども熱の上がり方には波があり、小学六年からYMO散開までをピークに一旦収束し、大学卒業後に自身含め成婚二次会で演奏した「似非YMO」、更には21世紀に入ってからの人力カヴァー「中国男」で再燃するのと時を同じく本家も事実上の再々結成で二度目の山が訪れ、ここ数年再び落ち着いてきたと言ってよい。
h368.jpg  ただ年末急に、英国のYMOファミリーたるジャパンが聴きたくなり急遽アルバムを買い占めてみたところ、今となっては些か金管色のアナログシンセの音が却って新鮮と唸っていたところに、先週レンタル店で流れた楽曲に耳が感応する。テクノ臭の強さと明瞭なメロディに訝しみながら帰着するとアマゾンから封筒が届いており、幸宏氏のメタファイブの新譜からと疑問が氷解した。
 そもそも最初の谷の時分の幸宏氏のアルバムは当時スルーしていたので身体が率直には反応しないし、残念ながらメタファイブもLEO今井氏の楽曲と声には魅了されなかったものの、YMO本体の嗜好性が最もストレートに体現される現役時代からの幸宏氏法則が今になって機能してきたと受け止めるべきだろうか。
 逆にブランクなく買い続けてきた教授の方は、未発表曲集の第二弾はYMO以前ということで若干は期待してみたが、クラシック風の習作あり、バックトラックは華麗だが唄が始まると萎えるものありと、一作目に負けず劣らずのマニア向けの品だった。
 カントリーに先祖帰りし過ぎな細野さんのニューアルバムも近々だし、手垢の付いたWorld Hapinessに替わるYMO出演も企画されていると聴くが、さて三度目の山場が訪れるかはまだ定かでない。

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