コラム堀内一三

~粥川善洋の四方山コラム~

1月18(月) 白さも白し帝都の雪  -地域情報 - 東京23区-

h360.jpg  緩やかな温暖化の賜物か、暮れから年明けにかけ未曾有の暖冬と思いきや唐突に訪れた寒波は帝都に大混乱を齋した。 高円寺駅に到着すると既に中央・総武両線とも不動の構え、そもそも総武線側は中野から分離する東西線が混在している為より身動きが取れなくなっている。
 逆に言えば中野まで歩けば打開策は切り開けるのだが、雪道の危険性に鑑みれば大人しく留まるしかない。しかも見通し不足とJRを責めても致し方ないが、中央線が運転再開と聞いてホームを跨いでも当然満員で乗り込めず、その間に東西線が動き出す始末で右往左往する。
 ただホーム往来の間、ふと改札を見下ろせば既に入場規制で駅の外まで人が溢れており、早起きは三文の得が実証された形と言えようか。後に聞いたところでは、駅間に停車させることによる不測の事態を防ぐ為に安全性の観点から間引き運転をより推奨した帰結らしい。勿論、判で押した様に丸ノ内線新高円寺への振替をアナウンスするのは、積雪に相応しい対応とは思い難かったが。
 結局、渋滞でも慌てず騒がず高速道から離脱せず待つべしの法則同様に、寒空を避けて泰然と東西線の車内で待機し、漸く発車したら中野で車庫行きと見事間引き対象に当選しながら中野駅に辿り着く。今度は四線八ホームで方面別発着が固定しない中野駅の構造に悩まされながらも、予想通り未だノロノロかつ人員満載の中央・総武両線を尻目に、中野発東西線で優雅に飯田橋へと旅立った。
 出社は概ね30分強の遅延だったが、同僚は駅までのバスが動かず徒歩でスッ転んでなお一時間遅れで現れたし、間引き比率の高かった京王線方面からは実に到着が昼に及んだ御仁も居たと伺えば、それでも精勤に努めるわが国国民は立派である。 道路には見事に車もまた電車以上に自主的に間引かれていたが、北関東や長野方面に始終往来する議員車でも無ければスタッドレスを履く道理も無いから代替手段に乏しく、儚くも帝都の雪への脆弱さを露呈した朝であった。

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