コラム堀内一三

~粥川善洋の四方山コラム~

12月26日(土) お正月を記そう

h331.jpg  思えば昨年は年末まで詰めた永田町にて、税の攻防の合間を縫って部屋に籠って執筆に勤しんでいたのだから、先週末に通信面の作画と住所の確認を終え、概ね本日までには印刷まで掃ける状態に辿り着くとは賀状地獄が大幅に軽減されたのは疑い無い。
h326.jpg  予想通り、受験体制で一家のお出掛けが激減した本年は飲食時の似通った構図ばかりの写真が増えて仕舞ったが、だからと言って点数を絞って一葉を拡大する訳でもなく今年も「虫眼鏡付きで送って欲しい」と賞揚された大量の写真群は健在である。 ただ昨今の新年早々に確実に邂逅する顔触れへの儀礼としての賀状を控える傾向に則り宛先を削ぎ落とした結果、存外に印刷済賀状に余剰が生じたのには我ながら驚いた。
 確かに最早二度と巡り会う機会は訪れまいという御仁が大宗を占めるのは一見無駄ではあるものの、過去の足跡が年賀状だけの付き合いという形で継承されることに一定の価値を見出だしている世代が未だ少なくないのも事実であり、現実の煩雑な接触がある時点では虚礼であったとしてもその段階を経なければ、後の年に一度だけのコンタクトに昇華される事態も訪れまい。
 勿論、現代においてはFacebookの如く後天的に非現実世界における接点を回復させる術も存在するし、プロ野球選手名鑑に須く住所が記載されていた様な牧歌的な時代と異なり、一定の匿名性を担保した上での交流が尊重されるならば、若年世代で賀状文化が廃れていくのも宜なるかなだろう。
 数少ないドル箱を喪う日本郵便には頭の痛い話しかも知れないが。

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