コラム堀内一三

~粥川善洋の四方山コラム~

11月25日(水) みなと慕情  -政治・経済 - 政治・経済・時事問題-

h315.jpg  港と言えば郷愁を誘う小樽や門司を想い浮かべるのは遥か昔、旅路の拠点を空の港に取って替わられた現代の港の第一義は物流拠点にあると言って過言ではなかろう。
 取り分け貿易摩擦の経験から市場と生産拠点を近置せしめながらなお、自動車産業においては国内生産拠点維持の為にも一定量の輸出は欠かせず、寧ろ組立工場そのものを港に隣接させるケースも少なくない。
h316.jpg  政治と自動車の媒介者でありながら自動車専用港に初の御目見えとは些か遅きに失した感こそあれ、一台一台車庫入れ宜しく人力で搬送するアナクロ感には、総じて小型物品においてはコンテナ等の自動搬出が進捗目覚ましいと喧伝進される中でも、労働集約的でありだからこそ政治との親和性が少なくない実情を垣間見た想いだった。
 ひかりで到来する議連御一行様に先乗りするためのこだまでの豊橋遠征は恐ろしく長旅で、駅毎にのぞみを待避するこだまは最早超特急の名に相応しくないことを痛感させられたが、事務方にも拘わらず本席が誂われ名指しで謝辞を戴くとは僅か30分少々の為のアテンド役への望外の御配慮に、物理的にも永田町周辺居住者生活の長きにも、思えば遠くへ来たものだと感慨に耽って仕舞った。

h317.jpg  株主総会の集中日は所謂特殊株主の出席を分散させる効用に由来しようが、励ます会の集中日は税と予算の年末を迎える前にとの共通心理が偶発を喚起したという以上に合理性が見当たらない。
 パーティ出席者の責務は主役に対面することだから、種を開かせば立礼時に握手すれば要は足す。従って複数出入口のチェックを欠かさず、あわよくばそのまま会場を通り抜け退散出来れば御の字、少なくとも開宴の18時と18時半のタイムラグを活用すれば立礼の梯子も可能である。
 逆に地元対応を兼ねるケースは長引くべく予想されるので終り際に到来して回遊する主役に挨拶する対処もあり得るが、これを加えても三箇所までで物理的な移動を換算すると間の四つ目は遅参・中抜けで名刺という痕跡を残すことしか能わない。
 田原港から取って返しての四件梯子は存外に重労働だったが、仕事をした様なしてない様な。

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