コラム堀内一三

~粥川善洋の四方山コラム~

7月24日(金) ランディ・バス  -政治・経済 - 環境・資源・エネルギー-

h132.jpg  インフラが大きな課題たる移動体への水素活用において、定時定航路の乗合バスは供給スタンドをひとつ設ければ万事解決するという意味で極めて理に叶っている。
 だからこそ東京都は2020年の五輪・パラリンピックにおいて、多数利用者が水素の効用を体感し得る街中の見本市的な観点をも踏まえ、かのマッカーサー道路の俗称を持つ環状二号線への導入を筆頭に大いに触手を伸ばしている。
 取り分け鬼太郎とともに墓場から甦った様な強運の持ち主である都知事が並々ならぬ関心を寄せているが、一方で確かにエネルギー源としての利用時は二酸化炭素を排出せずとも、生成過程をも勘案すればカーボンフリーではないとの、必ずしも水素に高く軍配を上げぬ思想が存在する光景を目の当たりにしたのは、水素自動車のパブリシティに努める職責にとって貴重な発見であったろう。
h133.jpg  勿論それは原発に依存し得ない現下の電気自動車にも同様の指摘が可能であるし、排出箇所が限られていれば吸着やら対症療法も試み得ると反論してみても、そもそもエネルギー・ミックスの中で水素ばかりが持て囃されることに懐疑的であるならばそれもまたひとつの論理であり、わが方も伝統的なガソリン、電気とのハイブリッド、電気そのもの、燃料電池の時と場合に応じての使い分けが主旨であるから解り合える日も訪れよう。
 肝心の実証実験中の試作バスは言われてみれば静かな様な、エンジン音が無い分却って車内の接触音に過敏になる様な気もしたが、基本は普通のバスである。バスガス爆発にならないよう、という不穏な冗談は寧ろ比重の軽い水素の危険性は小さいと声高に否定しておこう。
h134.jpg  しかし酷暑の中、回遊したバスを迎え次回御一行様を見送っては冷えた議会棟に退避するサイクルを繰り返していたら、極端な寒暖の差の為せる業か些か日射病改め熱中症チックになってきた。流石水素と酸素から電気と水だけでなく熱も生成するから、ではないと思うが。

 都市対抗野球が企業対抗でなく文字通りの「地域」対抗であるのは、補強選手の存在から制度的にも裏付けられているが、それを実感するのは政治関係者の関心の高さであろう。
 勿論、支持者たる企業と同一との含意なのかも知れないが、出身校への支援に限定されざるを得ない甲子園大会よりも幅も広い地域性を有し、それ故に国民代表であると同時に地域代表色の濃厚な政治とは親和性が高いのかも知れない。
 ということで愛社精神の前に永田町周辺居住者の職責として、一昨日は東京ドームを視察してみました。

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