コラム堀内一三

~粥川善洋の四方山コラム~

7月19日(日) 顔で笑って 腰で泣く  -育児 - パパ育児日記。-

h128.jpg  今日も試験へと赴く祐旭に隠れての公資との二人旅、余り遠出は憚られるので又もや駄菓子屋遊戯、但し少しだけ羽根を伸ばして今般は葛飾柴又である。
 児童期を含め帝都在住は延べ30年になるが下町にはとんと御縁が無く、駅頭に黄昏る車寅次郎氏と対面しても少しとして感慨は湧かないが、住宅地にいきなり現れる板橋のそれとは大いに異なりこちらは思い切り観光地仕様である。
 元より昨今流行りの「昭和」を演出する迄も無く商店街自体がレトロを絵に描いたが如く佇まいであり、そもそもブリキ玩具製作の家内制手工場群のメッカだからおもちゃ博物館が鎮座在していても何等の違和感が無い。加えて10円コインゲームを収集した板橋に対し、より在りし日の駄菓子屋を再現させた姿は杉並に幼少期を過ごし、ベーゴマやら銀玉鉄砲やらをいそいそ購入していた父にとっても親和性はあり、些か浴衣で練り歩く温泉宿風情ではあるものの、ゴルゴ13でもかくやと思われる重量たっぷりの景品ばかりの射的をはじめ戯れる。
h129.jpg  して有料の二階に昇ればこちらはおもちゃ博物館の名の元に、ボコーダーボイスを齊す嘗て見た近未来の模型図や古式ゆかしいゲームボーイ、郷愁を誘う漫画群やらが所狭しと居並ぶが、白眉はミニカーが溝に沿って走るスロットカーであろう。華やかりし時分のデパートにて必ずコーナーを廻り切れず脱輪した記憶が甦るが、独り占めした公資は周回毎にドライビング・テクニックを習得している様だった。

h130.jpg 名物の草団子は今ひとつだったが、帰路は古代の深海水を汲み上げた板橋のスパディオで途中下車。ぬるま湯は疲れが取れると草臥れたサラリーマンの如くに公資は湯船に身を委ねている。
 風呂上がりには腰に手を当て牛乳を煽ると踏み台昇降の成績が伸びるとのスイエンサーで得た知識を披歴しながら、自ら体現するかの如くに一気飲みし、当然踏み台には昇らず雲隠れから勉学モードに復帰した。
 お忍びはまた改めて。

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