コラム堀内一三

~粥川善洋の四方山コラム~

6月4日(木) マイルド・マイコラス  -スポーツ - プロ野球-

h63.jpg  元来が二リーグ維持の代償として導入された交流戦も三試合総当たりから二年で二試合に削減され、遂に今年は三試合ながらホーム、ロードの隔年と2005年スタート時の半分の規模に縮減され、交流戦独自の表彰も簡略化されている。
 従って東京ドームに現れるパ球団は3つに限られ、第一弾が先週の埼玉西武である。しかしながら浅村、中村、森の大阪桐蔭クリンナップも奮わず、実際には東尾時代からだが広岡、森の創世記の西武のから生き延びているが如き西口投手も、躍動感溢れるピッチング・フォームは変わらずとも200勝への道程は朧気であった。
h62.jpg  寧ろ先月の併殺同様にアウト臭漂いながら走り屋のイメージに惑わされたのだろう盗塁の鈴木(尚広)セーフが強く印象に残っただろうか。

 明けて本日、二巡のオリックスは森脇監督の休養、福良代行とまたぞろ場当たり経営へと逆戻りつつあるが、不振の最大要因たる大型補強した打線の大型故障が 覿面に響き、今日も見事に零封である。
h66.jpg  勿論、注目すべきは元西武のシアンフロッコ並みに化学色の強い名を持つ巨人の新外国人マイコラス投手が何れも八回、九回を投げて連勝したことだろう。取り分け後者は背番号3を付けながら中日を斬首された吉川選手の超美技に救われたとはいえ、敢えて130球を超えても完封させた采配の妙とも言えようか。若き日の松田聖子氏ばりのおでこが映える奥様の投げキッスが花を添えると言うよりは寧ろこちらが主役の如しだったのは御愛嬌だろう。
 それにしても先週は21時過、今般は20時40分には終了とは再び統一球の反発係数を下げたのではと疑われる程の本年の貧打振りを象徴していよう。折角の年に一度の観戦がこれといった魅せ場も無く終わっては悔いも残ろうが、野球というコンテンツは三時間内外であるべしの御宣託に添えば、本来の姿に回帰しつつあるのかも知れない。

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