コラム堀内一三

~粥川善洋の四方山コラム~

5月17日(日) 醤油の名門  -スポーツ - ゴルフ-

h49.jpg  景気の低迷、競技人口の低減から相当に敷居が下がったとはいえ未だおいそれとは忍び込めない名門ゴルフ場は少なくない。隣接するパブリックのあやめは嘗て訪れたが今日は本チャン、紫カントリーすみれコースへの登壇の機会に恵まれた。
 何しろ吉川英治、正力松太郎、稲山嘉寛と並ぶ永世会員の顔触れだけで気圧されて仕舞うが、バンカーと池が巧みに配されという決まり文句では抗し切れない程に、取り分けグリーン周りはバンカーだらけだし、ドッグレックも少なくない。そもそも日頃第二打はウッドで可能な限り近付け運が良ければパーオンもという戦略性の欠片も無いゴルフだから、刻んで下さいと諭されこんなに頭を使わなければならない競技だったかと初めて気が付く始末である。
h51.jpg  幸いショート・ウッドでの刻みは予想外に成功していたが、それなりにアプローチの距離が残るから打数もまた刻まれていくし、池の敷石で跳ねて飛び出して来た幸運も活かせない。名門らしく原則常用カートは無く、確かに平坦だが道路を超えての移動ありで健康的には違いないが徒歩量は馬鹿になるまい。
 残念ながら全ティーグラウンドに安直された動物のブロンズ像を拝む余裕にも恵まれず、練習場通いで培った筈の稲山イズム、我慢の哲学もスコアの低廉には寄与しなかった様である。

 黄金週間中に従来から名前をよく聞いたスイング碑文谷(左写真)に足を伸ばしてみたが、土地柄だろう立派なフロントに有料の撮影機能まで誂われ、あまつさえスポーツクラブまで併設された思い切りバブリーな練習場であった。
h50.jpg  先週は定番の平和台はファーストゴルフが満席で大泉に急行したが、嘗て再三訪れたバーディーゴルフは跡形も無い(右写真)。道路拡幅の過程で暫定的に市営の園芸場になっている牟礼の旧三鷹ゴルフもそうだが、郊外とはいえ市街化区域にありそれなりにまとまった土地を有するゴルフ練習場は周辺が再開発体勢に入り地価が上がれば容易に売却され得るし、そもそも用途規制の中での暫定構造物が税率宜しく長期化したケースも少なくあるまい。
 旧立川飛行場の縁を残す立飛も閉鎖され、神宮球場再開発に伴い第二球場の練習場も風前の灯火になってきた。150ヤードを超える傑物が新設されるとも思い難いから、今後都心の練習場は比較的待ち時間が短い巨大かつ高額なセレブ向きか、セミプロチックな管理者が半ば道楽で運営していて出入り自由で安価故にいつ何時消え失せても甘受せざるを得ない古式ゆかしいスタイルを対極に戴きたながら、中間層は一層の混雑を余儀無くされよう。矢張りルーフバルコニーでの素振りも再開すべきか。

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