コラム堀内一三

~粥川善洋の四方山コラム~

5月14日(木) 投げたなら、こう打って  -スポーツ - プロ野球-

h46.jpg  週刊ベースボールを恒常的に購入する様になったのは昭和58年の半ば、既に肩を痛めていた江川卓投手が満塁の場面で急遽リリーフ登板し優勝を決定した未だ旧き良き時代の名残りの感じられた頃である。
 爾来年刊概ね50冊として約1600冊、何れは他の野球関連書物とともに大宅文庫宜しく民間図書館として開架に供する所存だが、勿論その為ではないものの久々に60年代末から82年までの同誌を買い漁ってみた。嘗ては野球を専門分野とする古書店を実際に訪れるか、個別のカタログ販売だったが、幸いYahooオークションのおかげで幾分の割高を甘受すれば選り取り見取りだし、高額だが稀少な名鑑号も出物は少なくない。
h48.jpg  例えば日ハム創設時の三原社長やヤクルトの早大カルテットなど首脳人事に如何かる人間模様が寄与したかは矢張り同時代の文献に当たらなければ解らないし、野球評論家としての本務たる日本プロ野球移籍・トレード大全の充実、取り分け未だ解明の進んでいない三塁/一塁のベースコーチ探索にも極めて有用である。何よりも現代よりも遥かに直裁乃至は辛辣な文面が愉しめる。
 大量に仕入れ過ぎて早くも幾分食傷気味ではあるが、かの元パ・リーグ記録部長千葉功氏の労作連載「記録の手帖」ともども気長に読破したい。

h47.jpg  本年初の野球観戦は広島戦、黒田投手の復帰、前田投手の渡米前最終年の蓋然性で意気軒昂の筈が打線が沈黙し、現にここ二戦も零封、一点と怪我人と不調だらけで予想もし得ない顔触れになった巨人軍も同じく湿りがちながら連日の一点差負けである。
 先方が地元関係者だけに穏便な三連敗逃れだったが、盛り上がりに欠ける展開、唯一の魅せ場は二塁・片岡→遊撃・坂本のグラブトスでどう見てもセーフなのに余りの華麗さに塁審も思わず腕を上げて仕舞い、にも拘わらず何等異論も出なかったプレイぐらいだったか。

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