コラム堀内一三

~粥川善洋の四方山コラム~

4月1日(水) 残る桜は散らない桜  -ライフ - 季節を感じる-

g992.jpg  新宿御苑の桜を観る会は、実態は総理を見る会だから開花の有無を問わない訳ではなく、各種桜を採り揃え開花時期に幅を持たせることによって、四月後半においてなお艶やかな絵柄を醸し出しすことを可能にしている。
 一方で当代の街中の大半を占めるソメイヨシノは、今週の様に急速に温度が上がれば早過ぎる開花を迎え、花の命は儚い。その散り際の美学に切った張ったのカタルシスを準えたのが遠山金四郎の桜吹雪たろうが、明治期に開発されたソメイヨシノと異なり江戸期の桜は開花期間が長く、果たして往事の江戸町民が同じ感慨を抱いていたかは定かでない。従って散り際の美学を謳う諸肌脱いでべらんめえは後代の創作との説もある。
g990.jpg  ただ色弱の身の上においてなお満開の時期が短いからこそそこはかとなき華やいだ気分が齋され、日頃移動の電話連絡を大義名分に公共交通機関を蔑ろにしているにも拘わらず、永田町やら赤坂やらを闊歩してみる。

 年度末が特段の区切りにならないのは、直接に収益を左右しない仕事柄とともに人事が一月という微妙な時期に設定されている企業風土にも起因しよう。
 ただ今年はまた上官がひとり去り、これに伴いというべきか同僚の交替があった。周囲の人員の移動が何を齋すのか当然予測はあっても実のところは判らないし、苦境には想いを馳せず、吉報だけを心に満たして春の訪れを迎えよう。

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