コラム堀内一三

~粥川善洋の四方山コラム~

1月21日(水) 子供たちを責めないで  -育児 - パパ育児日記。-

g929.jpg  大学時代のサークルの恒例の新年会も近頃の話題は子育て一色である。幸福にも押し並べて子宝に恵まれ、かつ都市部全般の傾向に逆らうことなく比較的遅めの子育て世帯が揃っているが、当然中でも世代差はあり男児も高校生ともなれば親との接触が途絶えがちになるのは自らの経験則からも伺われよう。
 確かにわが家においても祐旭の受験モード突入に伴い「子供とお出掛け」シリーズは激減しており、かつ僅かな空時間においても子供同士の交流が優先されつつあるものの、哀れまだ二人とも父とのお遊びが疎まれるには至っていない。
 興味深かったのは矢張り同世代の男児を有する母親の声であり、昨年丁度この席で「男子は何時まで母と風呂を伴にするか」が話題となったがそれから一年の間に情勢は一変、ある日突然父が家族会議宜しく母との同衾に否定的な見解を開陳し、子もまた友人に実情を調査した結果、二度と再び浴槽を同じく能わざるを得なくなったとの言であった。
 確かに親世代に比すれば実践性が加算されたとされる性教育もまた実情を聴き齧る限りにおいては凡そ児童の必用以上の好奇心を煽る域には無く、保守派ならずとも一面では心撫で下ろす要素でもあろうが、第二次性徴を迎えんとする時期に幾ら肉親とはいえ異性と裸の付き合いを長らく継続することには議論の余地はあろう。
 振り返ってこちらも幸いと呼ぶべきか、わが家は二人とも父とも母とも未だ衒い無くひとっ風呂浴びている。本人達から異論が出るまではそっとしておこうか。

g930.jpg  もうひとつの主題は時節柄からも当然受験である。土曜の昼間から盃を空けつつのこの日もサピックスにおける保護者のサポートの重要性、実質的な導入となる三年時の半ばエンターテインメント要素と本格化する四年時における一変など示唆に富む指摘は少なくなかったが、これを踏まえ会合には不参加だった同年の長男を持つ御仁と改めての会談に及んだ。
 平日は母に委ね土日に勉学対応に及ぶ勤勉なサピックス父の逸話には拡く事欠かず、妻に任せ切りな不埒な我が身に頭の下がる想いだったが、驚くべきは土日の何方は学校巡りに充てているという氏の熱の入れ様ではなかったか。
 しかも基本単身の視察とは余程本人の趣味嗜好、性格行動様式を掌握して恰も一体化するかの如く強い自意識が無ければ成立し得なかろう。
 小学校ほどではなかろうとも中学受験もまた本人は元より家族の営みということか。

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