コラム堀内一三

~粥川善洋の四方山コラム~

12月8日(日) 100万円の微笑  -海外情報 - 韓国-

 昨日は遂に休暇にありついた。終盤戦に至るに連れ役者達の日程調整は落ち着き随行若しくは自らの出動にシフトしてその日暮らしも落ち着くかと思いきや、いざ平日がやって来ると外からも中からも美しく言えばコントロール・タワー、実態は掃き溜めたる身の上に次から次へと追加要請が舞い降りて、右から左、左から右へと反射神経で捌かなければならない。
 恰もハブ空港の如しだが、チャンギや仁川には及ぶべくも無く羽田成田間の新線開発が待たれる様な、内輪における微妙な距離感にも苦慮せざるを得ないとは難儀である。
 この喧騒の中で来期からは管理職を卒業とのお達しがあった。勿論、エイベックスの歌姫が紅白をと自称するのと同じであって、嘗てわが国がガナルカナルはじめ南方島嶼からの撤退を転進と言い換えた含意に準じていよう。所詮ハブ如きは小国が閑居せざる為の智恵に過ぎずスポークにならなければ同感は得られないのが大組織の常ということか。

g899.jpg  運航自体が他律的な規制に縛られる航空機を半ばUターンさせたからこそナッツ姫は一躍世界のスターダムにのし上がったが、今般は氷山の一角に過ぎず人知れずかく唯我独尊的な振舞いに及んでいたろう日常を容易に想像させるものだった。
 即ちかの国では事実上、法治よりも人治が優先されている証しとも言えようが、それは民主主義国家にあるまじき後進性には違いないものの、治めるべき貴腐に帝王学が美しく与えられていれば、なまじ不要なプロセスと多大なコストを擁する法の支配よりも余程機動的な対応を可能とする道理もある。
 ただ残念ながら一業種一社の国家社会主義にすら近似した経済体系を合理的に採択した国家には、英国由来のノブレス・オブリージュが育まれる成熟した土壌には無縁だった様である。
 仁川に向かう大韓航空機、ナッツだけにロッキード・マーチン社製だったらより美しい三題話とはエスプリも古過ぎようか。

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