コラム堀内一三

~粥川善洋の四方山コラム~

12月6日(土) 君が、嘘を、ついた  -ニュース - マスメディア-

 8年強広報担当を務め記者クラブに入り浸っていた経験則に基づけば、取り分け絵柄を必要とするTV局はカメラマンという技術者を配する人件的な制約からもNHKを除けば記者数そのものが少なく、必然的にある一定の与件たる結論ありきでそのストーリーに見合った映像を、悪く言えば一部を切り貼りしたとしても当て嵌めていく取材スタイルを余儀無くされる。
 同時に広告収入に頼る民放は視聴率を要求されるからセンセーショナルに走るきらいは否めないが、少なくともその構造を理解している立場から俯瞰すれば多分に割り引いて反応出来るから、世論への影響に鑑みれば問題には違いないものの知識層への被害は小さかろう。
 一方でその思考回路自体が旧態依然なのかも知れないが、新聞媒体は民放よりも少なくとも冷静沈着な筆到に基づいており、理智的な部分では信頼性が高いとの共通認識が広く存在するだけに、何等かの過ちを犯した場合には誤認された事実が広く信憑性を以て受け入れられて仕舞う危険性は大きい。
g898.jpg  経営トップの辞職に至った朝日新聞のふたつの誤報問題は新聞媒体もまた大衆の耳目を集める扇情性に感化されつつある証しなのか、当該紙の有する美しく言えばわが国戦後民主主義の旗手たる、より噛み砕けば国家機構を自らの作り上げた内在する存在にあらず恰も貴族政の如く反動すべき与件と捉える御上意識から生じた錆びなのか、果た又この類の色眼鏡は想定の範囲内であってよくも悪くも政府思想の右傾化によって漸く炙り出された氷山の一角なのか。

 本日の茨城行はスタートで気を揉まされた出遅れを運転手氏の機転で取り返しながら、今度は次の時間読みが甘く合流地点を巻きかえ、かつ中継地を増やしたため結論としてはオンタイムに戻って帰着、夜半会社に戻るが随行者の妙は発揮出来たとひとり自認しておこう。

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