コラム堀内一三

~粥川善洋の四方山コラム~

11月24日(祝) 勤労の日  -政治・経済 - 衆議院選挙-

 平日のうちに著しく簡略化した社内の意志確認まで辿り着いたおかげで、週末は関係各所への電話連絡に勤しむ。電話連絡自体、急遽選挙班を編制して分担には及んだものの事務局として自らも応分の負担を担わなければ説得力に欠けるし、だからと言って平日は調整事務のみならず多様な船頭の指揮命令に浴している内に一日が終わるから当然その暇はなく、必然的に自らの割当ては週末に処理しなければならない。
 ただ不幸中の幸いだったのは相手先の大半がサービス業に類する土日稼働のため逆に連絡に適していたことだが、一方で通例の週休二日に対しては当然ながら土日では機能しない。しかしながらハタと気付いたのは製造業の特性である。即ち均一的な生産を維持するため、また稼働と休止に擁する負荷を最小限に導くために古式ゆかしい製造業においては旗日を稼働日として夏季や冬季に長期休暇を設定する勤務形態が少なくない。即ち今日の日は社内の喧騒に囚われることなく、関係者への電話掛けに充当することの出来る貴重な祭日なのである。
g885.jpg 想えば二年前もこの日の僥倖に膝を打った覚えがあるが、独り焦燥感に駆られ責任のみ負わせられながら何の見返りも無い現状だけにより天のみは我を見放さなかったかとその配剤に感慨ひと潮だったろう。そしてそんな廻り合わせに感謝している倒錯が、豊穣を祝う新嘗祭の改められた勤労感謝の日の振替日に訪れている二重の皮肉にひとり嘆懐せざるを得ない。

 わが家から駅への途上にある伊太利亜料理店にはまだ駅の南方に居住していた時代から度々訪れたものである。
 確かに創業当時の場所柄に鑑みれば幾分高尚な装おいながら合理的な価格設定に、却って消費者の立場から利潤が成り立つものかと不安だったが、少しずつ合理化を図りながらなお一定水準を保つ矜持と経営努力には敬意を抱いていたものである。
 しかなしながら今般訪れるとボンゴレロッソの浅蜊の水準が明らかに低下したのみならず、ミートソースと同味覚に堕している。幾ら同じトマトベースとはいえ合理化にも程があろう。
 よく見ればタイトルも「南欧食堂」から「イタリア酒場」に改変されており、間釈は合っているとも言えるが、お洒落なレストランが増大している隣の阿佐ヶ谷に更に水を開けられている様で少し切ない。

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