コラム堀内一三

~粥川善洋の四方山コラム~

10月19日(日) 籠に乗る人、入れる人  -スポーツ - バスケットボール(日本)-

g867.jpg  バブル期にプロ化を為し遂げた蹴球に対し、一歩乗り遅れた排球・籠球は選手個人のプロ契約化には踏み切っても実現リーグ全体としてのプロ化の歩みは混迷を極めている。
 それでも東洋の魔女程のネームバリューには欠けたとしても、今もなお視聴率を稼ぎ世界大会の大半がわが国にて挙行され、企業のバックアップもそれなりに手厚い排球はプロとアマの中間とも言うべき鵺の如く立ち位置を保っているが、籠球は企業からのスピンアウトを余儀無くされグラブチーム化した一部球団が逆に営利目途の完全プロ化により生き残りを企図し、社会人スポーツに留まる冠スポンサー球団と袂を分かち二リーグ分立ならぬ二リーグ分裂に至ったのは既に10年前である。
 社会人球団を出自としながらプロ化に際しては敢えて地域性を盾に企業名を排除したJリーグに範を取ったのかも知れないが、社会人チームの枠内に留まるべくJBLと袂を別ち、親会社を持ち得ないが故にプロ化=チーム名以外のスポンサーシップに活路を見出だすbjリーグの悲壮な決意が伺われるが、企業名を掲げるJBLが自治体主催のリーグ戦で地域経済に貢献し、地域密着を標榜するbjリーグが親会社による経営補助を宣伝費として費用処理する職業野球の智恵を放棄した替わりに、それを補填すべくユニフォームを宣伝媒体に充てることで独立採算を演ずるとは皮肉な交差に他ならない。
 個人的には、親会社名を名乗った方が経営母体の推移も明確であるのみならず、経営基盤の安定に寄与し合理的と思うが、親会社から見放された球団にしてみれば怨嗟の声にも満ちようし、こうしたわが国に特異な企業スポーツの態様が諸外国に理解され難いが故に混迷を倍化学させた側面もあろう。
g861.jpg この降って湧いた統合騒動に依って集めた世間の耳目を、籠球は災い転じて福に結び付けることが叶うだろうか。

 実質的にYS11以来となる量産型国産旅客機MRJの御目見えした昨日、そのイベントの露払いとして又もや要人を豊田市に迎える手筈だったが、政局風雲を告げるなか沙汰闇となった。
 おかげで妻の会合子守り対応にも滞りなく、定番の東京飯店から転向した韓国料理ながら国産牛の「かぶり」が思いの他ヒットであった。ビビン麺がカップ麺すら一味唐辛子で真っ赤にする私にしてなお猛烈に辛かったのは中和すべき垂れを埒外に置いたからかも知れないが。

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