コラム堀内一三

~粥川善洋の四方山コラム~

4月8日(火) いつの日か この場所で  -政治・経済 - 政治・経済・時事問題-

 悪妻という称号が正しいかは解らないが、渡辺喜美氏の突然の転落は野村克也氏の南海ホークス解任を想起せざるを得ない。
 実のところ多額の融資の発覚そのものは寄付元からの意図的なリーク、元谷町の何等かの怒りの余りの返す刀に他なかろうが、使途の代表例としての「熊手」が本来ならば多分にユーモラスな響きを醸し出して然るところ、松岡元農相の「何とか還元水」を想起させて得体の知れないどす黒さに背筋が寒くなる以上に、妻の口座なるひと言が新聞紙面には一切踊らない替わりに矢鱈と週刊誌、タブロイド紙だけを賑わすスキャンダラスな側面を強調したのは開き直りだったならば戦術上の失策だし、それ程までに財布の紐ばかりか一挙手一投足を握られているとしたらそもそも政治家として疑問符を付けざるを得まい。
 渡辺私党からの時ならぬ変節は最早みんなの党がみんなの党である必然性を失わしめ、恐らくは野党再編のひとつの引き金たろうが、渡辺代表の失脚により"My Party"が文字通りの"Your Party"への脱皮を余儀無くされるとすれば皮肉な幕引きではあった。
g775.jpg
 赤坂離宮か聘珍樓か、記憶は定かではないのだが、実際に周富徳氏が席まで挨拶に来られ、気さくな人柄に感銘を受けた印象は強く残っている。
 弟・富輝氏の喧嘩早そうに設定されたキャラクターに引き摺られた訳でもないのだが、料理の鉄人はじめTV出演多数の有名人でありながら、実は炒飯すら作れないなどと揶揄も尽きなかっただけに、些か慇懃に芸術家然と構えた大陸人を想像していたところ、少しばかり高尚な中華料理店の店長の様な腰の低い人物が現れたのは驚きだった。
 晩年は華やかさには欠けていたが、御冥福を御祈りしたい。

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://kayukawa.blog41.fc2.com/tb.php/3090-83e2f330
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

FC2Ad