コラム堀内一三

~粥川善洋の四方山コラム~

8月7日(木) 蝶々蜻蛉も鳥の内  -政治・経済 - 環境・資源・エネルギー-

g757.jpg  都内某所で隠密裏に続く新車の試乗会、お台場に挙を据え一日複数回興業の第二弾である。
 要人を迎えるからには水も漏らさぬ兵站の粋を過剰に求めるのが禄を食む企業の体質だが、個人的には予定とは飽く迄未定であって現場に臨んで臨機応変に変更すべきものであり、だからこそ少々出た処勝負の要素を残してもとアバウトに構えるのはロジスティクスの羊蹄に鑑みれば言語道断なのだろうか。
 ただ現実に前日まで変更に次ぐ変更だらけで朝令暮改の嵐だった上に、要人が思いのほか自動車に含蓄があり、試乗コースから垣間見えたクラシック・カーに興味を示され、急遽その場でレストア工場を兼ねたガラス貼りの車庫内への突入する事態に陥った。
g758.jpg  おかげで前工程では職務柄だからやむを得ないとはいえ警護官の方々から思い切り攻め立てられたが、急遽移動の車を仕立てて隣の建屋へと急行した。しかしながらただでさえ多数御一行様に当方幹部が加わり二台のワゴンには空席の余地が無いではないか。憐れ末端事務員は試乗コースを自力で疾走し息も切れ切れクラシックカー見物の御相伴に預かり事なきを得たのだった。

 而して午後、次なる要人を待ち受けたが今度は出入口が解らないとのお達しに青ざめる。地図はお渡し済と口に出したら失礼だし、車から観覧車が見えますと説明されても生憎極度の方向音痴の身の上では誘導も叶わない。
 結局今度は搬入口まで又もや自力で滑走し、当然お出迎えも叶わず、三階まで階段を掛け上がり御説明の陪席に辿り着いたが、最早大人しく座していることすら叶わず到底議事を記録するにも至らなかった。
 如何に段取りを組むよりも所詮は便利屋がひとり体力を消耗した方が早い、と達観していては輜重兵は務まらないのだろうが。

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