コラム堀内一三

~粥川善洋の四方山コラム~

4月20日(日) アフター・サービス  -ビジネス - 仕事の基本-

 公資を蹴球に中野区の小学校まで搬送迎した後に、珍しく子供達を残して妻と二人阿佐ヶ谷へと赴く。
 さて軽く昼食でもとパールセンターの寿司兼飲み屋に草鞋を脱ぐものの、ランチ定食にも拘わらず待てど暮らせど比喩にあらず一時間到来しないではないか。確かに馬齢を重ねて短気になったのは否めないが、催促してなお悪びれず蕎麦屋の出前の如く回答が続けば流石に激怒して飲物代も払わず席を蹴らなければならない。
g740.jpg 当初の目的であったJTBにおける夏の南の島をセブを棄て嘗ての委任統治領、パラオを予約する過程こそスムーズで幾分気を取り直したが、腹を空かして阿佐ヶ谷駅でたこ焼にあり付くと、今度は指摘しなければ私の注文を次の客に回される次第とは天を仰がなければならなかった。
 確かに会社に程近いそれなりに名門とされる中華料理店が、厨房近くに陣取りラーメンか炒飯にしておけば自ら名乗り出るだけで労苦なく先任の客の注文を横取り出来ると揶揄された際に、サービス業に著しいホスピタリティを要求し得るのは、わが国固有の素晴らしき特性であり、弱肉強食における自力救済が世界標準なのかも知れない。
 しかしながら単に製造物やインフラ単体に留まらず、システム・メンテナンスも含めたサービスをパッケージとした外貨獲得戦略が唱えられる昨今、肝心のサービス業のモラルの低下が散見される様では如何にも心許ない。
 或いは失われた幾年の帰結たる人智そのものの滅失だとすれば尚憂えられなければならないが、自分自身が無意識に心遣いを果たせる気質になく、後天的に施され緊張感を維持して漸くもてなしを為し得る「作られたサービス業」であるだけに、意図的な配慮の欠如が余計に腹が立つ。

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://kayukawa.blog41.fc2.com/tb.php/3074-6418578e
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

FC2Ad