コラム堀内一三

~粥川善洋の四方山コラム~

6月29日(日) 二人の闘牛士  -育児 - パパ育児日記。-

g731.jpg  発表会から二週間、課題曲に磨きを掛けた公資が八王子へと出立する。
 わが国最大のピアノ・コンクール、ピティナへの参戦だが、毎年予選会場が西へ西へと移行する感があり、本年は南大沢文化会館への遠征と相成った。
 入れ替わり立ち替わりの参加者でごった返す会場に到着すると十人交替でホールへと入り、公資はその真ん中辺りと妥当な案配である。
g733.jpg  幾つかの課題曲からの選択なので似通った曲ばかりなのは当然だが、だからこそ余計に微妙な巧拙が伺える。不可解だったのは二曲目の「闘牛士」で一部メロディが演技者により半音階、バッキングのコード感も異なっており、恐らくは原曲段階で2パターンの楽譜が存在し教員により採用がマチマチなのだろうが、厳格を期するコンペティションだけに印象に残った。或いはその選択もまた戦術のひとつかも知れないが。
 元より公資に全国大会を目指す意志は無くオリンピック精神に近いが、入賞者が概ね8点以上のところ責めて6点はと個人目標を与えられながら、それにも満たなかったのは当人にとってはショックだったと見受けられる。
 確かに幼児の部ならいざ知らず、小学生ともなれば単にミス無く完奏するのは当たり前で、如何に音量や間の取り方で抑揚を付すか、その表現力が問われるのだから、何とか間に合わせましたというレベルではお話しにならないのだろう。
g732.jpg  ただ絶対音感に基づき即興で人間カラオケを務める父の如く音階主義者には、矢張りピアノとは同一楽曲を繰り返し鍛練して初めて美徳の表れる七面倒臭い楽器であり、息子達には寧ろ自由気儘な演奏を謳歌して貰いたいと、自らの技量を棚に上げて願わずにはいられないのだった。

 南大沢は昭和末期に駅の新設された新興地域だが、今や行政のみならずアウトレットにシネマコンプレックスと八王子市南西部の中核都市と化しつつある。
 ただ駅ビルのフード・テーマパーク、ミートレアを覗いてみたが、流石にこちらは閑散としていた。考えてみれば如何な真のノンベジタリアンたる私においてなお、肉ばかり貪り喰らう程の頑健な胃袋は持ち合わせていないのである。
 このところ子供と御出掛けシリーズも希少なので、行き掛けの駄賃ではあったが。

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