コラム堀内一三

~粥川善洋の四方山コラム~

5月3日(祝) 少しだけ高くして  -旅行 - 国内旅行-

g653.jpg  まずは城との発想はアナクロなのか御上りさん的なのか定かでないが、二日目の冒頭は大阪城である。しかしながら大阪城公園駅から天守閣まで歩けば既に一同グロッキー、目を引いたのは真田幸村率いる大阪夏の陣のジオラマ程度で、折角大河ドラマで事前に入れ知恵した子供達も反応が鈍い。寧ろ市立博物館前の素人にしては気合いの入った忍者ショーの方が余程興味深そうだった。
g654.jpg  次いで祐旭の所望するグリコの看板へ、流石にわざわざ客待ちしているタクシーは矢鱈と観光地仕様かと思いきや、乗るタクシーの概ねがそうで観光立国の萌芽を思い知ることになる。
 道頓堀は大阪に不如意な父母にも定番感が強かったが、期待通り串揚げを賞味し、一時間待ちの通天閣は外観のみと行き当たりばったりの旅は今ひとつ後半戦の始まった黄金週間にフィットする前に、第二の目的地・京都へと移り行くのであった。

g655.jpg  昨年単身両都市を訪れた際体得したのは双方の近距離性であり、今般も特急はるかから在来線園部行きで早々に嵐山へ到着する。
 ところがトロッコ嵐山は既に嘗ての来京で堪能済であり、はてアイスクリームも平らげ宛無き旅に思案しどころだったが、妻の機転がターニング・ポイント、大袈裟でなくかく展開が無ければ後段の京都行は味気無いものに終始したろう。
 丁度確保出来た人力車を二台も仕立てての嵐山観光は実に45分、京都検定二級の車夫氏に導かれる快適な漫遊記と相成った。恐らくは嵐山の最大の美、竹林にも自力だけでは辿り着けなかったろうし、そもそも他の観光客を尻目に高い目線から景観を味わ得るとは正直なところ優越感も少なくない。何よりもいい加減疲労度の高まりつつある足腰には絶好の回復過程、なおかつ子供達も若手車夫氏と盛り上がり、体力を金銭コストで補うと云えばそれ迄だがヒット極まりなかった。
g656.jpg  メイン街路は恰も軽井沢の如くあったが渡月橋にてジ・エンド。嘗て妻とも訪れた金閣寺は金箔が貼り直され、果たして後生の復元により足利三代将軍の趣味趣向まで印象の世界で一変させて仕舞うのだから恐ろしい。
 余りの混雑に子供達にはまた不評、かつ銀閣寺は間に合わずタクシーに誘われて北野天満宮に漂着したのは、先週の実力テストが思いのほか好成績だった祐旭にも好都合だったろうか。

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