コラム堀内一三

~粥川善洋の四方山コラム~

5月2日(金) ユニバーサル・サービスではないけれど  -旅行 - 国内旅行-

g649.jpg  単品では均してみれば二~三年に一度は訪れていようが、家族にとって初の大阪はかの島耕作氏が買収に携わったことでも名高い、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンである。
 黄金週間だけに混雑が予想されたが、平日二日を小学生にも有給休暇を利用させた効用は芳しく、地獄の沙汰も金次第の大阪商法なのか本家ハリウッドの合理性譲りかは定かでないが、ファストパスの霊験もあらたかで効率的な回遊に終始したのは幸いだったろう。
 冒頭のターミネーターからいきなり女性司会の客弄りも快調でこちらは大阪オリジンに違いない。続く最新のスパイダーマンはカート移動も大掛かりで、何方も3D映像と生の舞台性、更には視覚に留まらず水と熱により五感に訴える構造が秀逸である。
g651.jpg  ただこれ以降、自動車会社がスポンサーを返上したバックトゥザフューチャーは乗り物は動かず周りの絵が動くのみ、昔の名前で出ていますのネームバリューだけで生き永らえられており、逆にバックドラフトは映画自体は忘れられても火災のギミックが秀逸でアトラクションとして命脈を保たれている感がある。
 考えてみればメイン街路は完全にディズニーの二番煎じ、かつ外縁部には書割の城、空には高速道路がモニュメントの一角を為すと言えば聞こえが良いが、整然と区画された街区も博覧会のパビリオンの如くにしか映らない。対象が高年齢かつより男性向けだけにディズニーの様な夢物語的な非日常性だけではリピーター客は獲得出来ず、前宣伝ばかり盛んな次作ハリー・ポッター宜しく絶え間ない追加投資という現実の要請とその帰結として容易に視線に入る工事中エリアの存在が創業13年を経て尚の悪戦苦闘を物語っていようか。
g650.jpg  ずぶ濡れのジュラシックパーク(左写真)搭乗後、改めて建屋を眺めればその大掛かりさに驚くが、坊主が喰われるよりも黒焦げになりそうだったジョーズにしても、それなりの人気を維持していても最早大掛かりな梃子入れは難しかろう。
 怖がりの祐旭は既にスパイダーマンの時点から引き気味で、ジュラシックに至っては待機を主張。ワンダーランドで禿頭のCブラウンに出会い、アスレチックやゴーカートでお茶を濁していてはわざわざUSJまで遠征した意義が希薄になりそうだったが、少なくともディズニーよりは都市近隣に位置する利点を踏まえ、こうした地域のアミューズメント拠点の側面をも併せ持ち生きていくのだろう。
g65.jpg  夕刻、京阪タワーに居を据えスパに身を横たえる。上空から眺めれば倉庫街を切り開いた構造が伺え、お目に掛かれなかったハリポタ城らしきも視認出来たが、近隣ホテル街区にも第二次建設ラッシュが訪れており、つい数年前の「三つの過剰」のフレーズが悪夢の様に甦る。かく懸念を忘れて踊ってみるのが経済繁栄の鍵と思い直す他はなかろうが。
 夜は繰り返されるテーマソングが耳に焼き付くたこ焼ミュージアムにて計四店舗で亘り喰い。アベノミクスならぬ阿部野たこ焼が美味だったのは明日以降によき前触れとなっただろうか。

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