コラム堀内一三

~粥川善洋の四方山コラム~

3月29日(土) トンネル天国  -スポーツ - ゴルフ-

g638.jpg  朝は混雑するアクアラインを避け木更津へと向かう。職務上はもうひとつのホームコースとなって然るべきカメリアヒルズには存外にも凡そ中3年の御目見えとなるが、羽田からの時間距離の近さから政治関係者にも愛用されている高級コースと位置付けられよう。ただ学術都市開発を目指したかずさアカデミアパークと併設されたホテルオークラの閑古鳥状態に鑑みれば、矢張り道路ネットワークの発展は地方への産業誘致よりは中央への人口流出を招いたと断ぜざるを得ないが、カメリアヒルズの繁盛がアクアラインの効用に他ならないのもまた事実である。
 ほぼ二ヶ月振りのラウンドは終始チーピンばかりで、ドライバーが当たったのが前後半を通じて一発のみではゴルフにならない。遥かに年配の方々が飛ばし捲る一方で着実に左右のブレ小さく置きに行くのが生命線にも拘わらず、左の林目掛けて駆け出してばかりでは体力も失われる。第二打が出すだけとあらば飛ばない私はスコアどころでないし、第一著しく気力が萎えるではないか。
g643.jpg  そもそも平坦な接待向けコースのここカメリアの、更に混雑下のフロントティー仕様で百十の王では、正直なところゴルフへの情熱そのものが失われかねない。仕事は仕事として心根を改めるか、褌を締め直すのか。

 この日、環状二号線築地ー虎ノ門トンネルが開通した。以前の妻の実家が予定地と髪一重だったことから関心高く眺めてきたが、米国大使館と竹芝桟橋を結ぶマッカーサー道路の俗称が相応しかったのか否かは定かでないが、トンネルの真上に高層ビルの依拠する姿は技術開発の進歩を体現するという意味で現代の公共事業のひとつのあり方を示しているとも言える。
 勿論、都心と臨海副都心の接続が目途にある以上、今や懐かしき世界都市博の中止以来の都市再開発のパンドラの箱を再び開きかねない道路ネットワークの構築であったろうが、時恰も五輪誘致決定を経て1964年における首都高速道同様の五輪道路たる大義名分を新たに賦与されたのは、望外の成果だったのか予定調和かはさておき、国家として幸いだったろう。
 環状二号線整備の全体像はこれも五輪計画と連動しよう築地市場の移転に左右されるため未だ紆余曲折は予想されるし、残念ながらわが家から妻の実家のあった新橋へと向かう短絡ルートになるには少し遅過ぎたが、戦艦大和は兎も角、伊勢湾や青函トンネルがバカ査定とひと括りにするには未だ歴史の評価を待たなければならない要素があるように、後世にオリンピックに伴う経済活性化の一助たり得たと評価されることを信じてならない。

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