コラム堀内一三

~粥川善洋の四方山コラム~

3月25日(火) 大阪ラプソディ  -政治・経済 - 政治・地方自治・選挙-

g636.jpg  出向先は各社の寄合所帯だったおかげで明確な指揮命令系統の無い、職能組織である以前に異業種交流サークル的な乗りが強かったが、ともに席を温めた面々は元より代が異なっても、敢えて表現の是非を問わず述べれば同じ釜の飯を喰った秘密結社的な共犯意識を相い携えているという点で結束は堅い。加えて卒業後も単なるネットワークに留まらず現実に永田町周辺居住者たる職責を伴にするとあらば、職務上の利便性以上に密な人間関係が構築されるのも道理だろう。
 互いに連携して永田町関係者と宴席を設営し合うケースも頻繁であり、パーティでの鉢合わせも日常茶飯事だが、それだけにわざわざ内輪で一席設ける事態は稀に他ならない。ただ改めて数社一同に会して永田町裏話とも称すべき四方山話に興じていると、単なる職務情報の交換や同病相憐れむ憂さ晴らしを超え、周辺居住者らしいマニアックな永田町インテリジェンスの披歴に花が咲いて、今日も日本酒を煽り過ぎたものの気楽で楽しき夜だった。

 嘗て選挙の風物詩と言えば赤尾敏氏に東郷健氏だったが、2007年の夕張市長選において羽柴誠三秀吉氏があと一歩で市長の座に手が届きそうになった様に、継続は力なりの法則性の存在は否定出来ない。
 然れば結局メディアの好奇の眼に曝されることすら能わずひとり相撲に終始した大阪市長選における最大の着目点が、マック赤坂氏の得票数であっても可笑しくなかったろう。
 しかしながら蓋を開けてみれば大阪に特段縁の無い元議員秘書にも破れ三位に留まった。
 中選挙区時代には事業経営や資格保持者が保守系無所属として出馬を重ね、度重なる蹉跌を経てバッチを掴むケースも少なくなかったが、晴れて赤絨毯を踏んでもひと度落選すると選挙を重ねる毎に票を下げ、果ては趣味的候補と変わらぬ位置付けに陥落する悲喜劇もまたまま見受けられた。
 小選挙区の時代になってかく牧歌的な風景は事実上地方選に限られつつあるが、詰まるところ継続は力の法則が働くのは昇り調子の一定期に限られ、羽柴氏が四年後の市長選では三位に甘んじた様に、ピークを過ぎれば緩やかな下り坂を迎えるのは、選挙の人気投票的な側面を物語っていると言えよう。
 スマイル党たるユニークな政党も、良くも悪くも風物詩の域に落ち着いたということか。

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