コラム堀内一三

~粥川善洋の四方山コラム~

3月4日(火) 木乃伊取り  -ビジネス - ビジネス-

 想えば四年余前、現部局への異動にあたっては寧ろ内情に精通した永田町関係者から、両部局の微妙にラップしながら住み分けの謀られた業際をも踏まえ、揶揄と冗句を込めて「歴史的和解」などと宣れたものである。
 だからこそ今般の合併も一部の事情通の方々からは相応な驚きを以て受け止められたであろうが、こうした過去からの経緯を別立てとしてなお長年独自に歩んできた遠縁の親族同士が、恋愛と言うよりは一族の論理から釣書のみで婚約した様なものだから、互いに小なりと謂えどもいざ同じ屋根の下で暮らすとなれば縁結びの作業は決して安楽ではない。 新左翼臭漂う用語なので必要以上に用いたくはないのだが、大袈裟な表現を用いれば官房三課長的な部局の「総括」業務の統合は元より、より慎重を要するのは文化・風土面である。
 双方とも対外折衝に従事する点では期を一にしていても、秘書という対内サービスから敷衍してトップ役員の補助としてそれに当たるのと、端から対外窓口として寧ろ社内的には党内野党に構えるのとでは自ずと対応様式が異なろう。恐れ多くも皇太子殿下が結婚相手として「価値観の同じ人」と述べられていたが、その共有を短期間に完遂するのは到底難しいとしても可能な限りのソフト・ランディングを図らなければならない。
g615.jpg  何れにも身を窶した者としては、一方の声に肯じながら平然としてもう片方の主張に則ったシステムに準ずる離れ業を演ずる局面をもまま迎えながら、まさに気分は四年前に囁かれた「何方のスパイか」状態の再来に陥りかねない。
 しかしながら賽は投げられたのである。両部局の統合の象徴を自負するのは恐れ多くも日本国憲法第一条の如しで些か力み過ぎかも知れないが、バットマンにならないよう焦らず挑みたい。

 昼は永田町黒澤にて会食。「世界の黒澤」のご子息プロデュース、黒パンと言っても「ヒントでピント」出演を覚えている人も最早少ないだろう。
 元奥様は林寛子氏。選挙出馬の経験こそあれ国土交通大臣は務めておらず、「素敵なラブリー・ボーイ」でもキョンキョンではない。ややこしい、前にも記した気がする。

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