コラム堀内一三

~粥川善洋の四方山コラム~

2月16日(日) 本を売るなら  -本・雑誌 - 古本-

g597.jpg  漫画が溢れて子供の教育上望ましくないという妻の要請を容れ、スポーツバッグ二つにも収まり切れない書籍・雑誌の在庫を抱えて古書店へと旅立つ。
 月に概ね15冊前後読了しているからには幾ら建造時に土台から補強して書棚だらけに誂えた書斎擬きも、一部ロフトに文字通りの棚上げを図ってなお悲鳴を上げざるを得ず、物持ちの良さと言えば響きは美しいが棄てられない症候群だった私も、一読して感銘が薄ければ即廃却を肝に銘じざるを得なくなった。
 取り分け漫画においては、懐かしき「票田のトラクター」や「加治隆介の議」、昨今では「テルマエ・ロマエ」といった数少ない例外を除いては手元に残さないのが大原則と弁えざるを得ない。
g598.jpg  古式ゆかしい、マニアが日がな一日中眺めている様な古書店の多い街ではあるが、近隣には現代的なチェーン店も散見される。ただ売却量が量だから自動車で運搬したいし、ならば少し足を延ばして掘り出し物の発掘にとの欲望も湧いてくる。
 結果、西は武蔵野、北は新座あたりまで駐車場も豊富なブックオフは既に数店舗回遊しただろうか。確かに専門古書店に持ち込めば結構な価格帯の付きそうな大昔の政治関連本が百円コーナーに無造作に並べられている僥倖に稀には巡り会うが、概ねはパーティの引き出物にと贈呈されれば政治評論家として必ず目は通すが、わざわざ懐までは痛めたくない政治家の評伝の類を漁る程度に留まろう。
 寧ろ一度売却した漫画を再度手にして仕舞うケースが増えており、記憶力の退化と言うよりは馴染みのものにしか興味を抱けない進取の気性の減退が憂えられる。アマゾンに頼り切りで神保町詣でもめっきり御無沙汰の中、ブックオフに遠征する気力があるだけよしとしておくか。

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