コラム堀内一三

~粥川善洋の四方山コラム~

2月11日(祝) もうひとつのキッザニア  -育児 - パパ育児日記。-

g590.jpg 幕張新都心に設けられた、それ自体が街区とも言うべき巨大なジャスコの一角に目指すべきカンドゥーは存在する。オープンから一ヶ月余、キッザニアの喧騒に慣れた身の上には余りにもひっそりとした佇まいだが、いきなりJALの旅客機が偉容を現すところは対抗馬たらん想いを如実に物語っており、同時にイオンと日航の関係に鑑みるだに象徴的というのは深読みだろうか。
g591.jpg  冒頭、ガリバーのボルダリングを予約するも空時間が生じて待機とは不穏な出だしである。中央に広い食事スペースが用意され、親は拠点を定め待機しつつ子供の動きが把握出来るのが特色とされているがその分肝心の「お仕事」が少なく、20分後に次の予約が可能となる電子システムも各々の所要時間が明らかでないので手探り状態である。
 一方で座席が舞台に近かったおかげでいきなり俳優にスカウトされるが、こちらは人力予約とは混在も甚だしい。結局不如意のまま壁に上るもお題が「勇者」なので妙な英雄譚が盛り込まれていて些か子供騙しの感は否めない。続くラジオもJ-Waveに対抗して文化放送だが、公資が敢えてディレクターを志願してミキサーに相対した以外は同巧異曲に過ぎなかろう。
g592.jpg  キッザニアでは滞在の過半を費やす程に事前練習に余念の無かった舞台もお題たるピーターパンは兎も角、黒衣の台詞を繰り返すだけとは、息子逹が楽しそうだったから文句を付ける筋合いはないものの、日に三サイクルのワンターム三時間と短いのも道理で、エンジニアの名のもとにキーボード練習をしてジ・エンドと相いなった。
 券面に刻印された番号順の整列入場も電子予約も先行するキッザニアの得失を踏まえた試みなのだろうが、結果的に効率的な時間配分にはなったものの、パビリオン毎の所用を睨みつつ係員が人海戦術で紙ベースで予約するキッザニアの方が手間は掛かっても合理的に見える。
 救急や消防の様に移動体を用いた大掛かりなギミックも皆無で、これでは純然たる二番煎じの域を超えないと言うより寧ろ何故キッザニアに訴えられないか心配になって来るではないか。勿論、撮影規制が緩かったりとまだシステムが固まっていない分、糊代もあろうし、お給金を貰う際に感想チェックがあったのも今後の展開を見据えての措置だろう。
g593.jpg  キッザニアでお笑い芸人の相手役だった女性にサピックスで再会した祐旭は今日もDJブースで同じ小学校の知人に巡り会った様だから、こうした社交場は多いに越したことは無いと納めておくか。

 ただ実際のところ小学四年の祐旭でも相当に童心に帰ることを要求されたという点で額面通りの「感動」には未だしであったろう。それもその筈で通路を挟んで同じ会には「東映ヒーローワールド」も登場していたが、こちらに至っては公資にすら「お父さんのお付き」と宣われ、館内至るところに設けられたエネルギー充填システムをそれなりに楽しんではいたものの、街区自体が小学校低学年層をターゲットとしている立地条件が伺われた。
 お馴染みジャングルジムの他は人形ばかりで、責めてお忍びでコンドールマンでも現れて呉れればと夢想するのは儚い望みか。

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