コラム堀内一三

~粥川善洋の四方山コラム~

12月16日(月) 明るい社用交際  -政治・経済 - 政治・経済・時事問題-

g523.jpg 目玉のひとつとして掲げられたモーターショーにおいても堂々とシャシーの裏側が掲げられていた様に、燃料電池車の羊蹄は資源少国のわが国においても比較的調達の容易な水素をエネルギー源とするとともに、自らの体内で発電するために電気自動車の最大のネックたる電池容量に起因する航続距離の限界に囚われないことにある。
g522.jpg  勿論、水素供給のインフラ整備という大きな課題が存在するのは電気スタンド同様だが、かく比較考量は詰まるところ座学を以て解説に及ぶ他はなく体感には乏しかろう。従って、如何な要人であろうとも試乗に及んで体得出来るのは内燃機関からのエンジン駆動が最大負荷を要する発車時から徐々に推進力を増していくのに対し、端からフルパワーという初動の速やかさであり、付言するならばこの特徴は電気自動車も構造上全く同じだが、そこに既存の自動車以上の使い勝手を文字通りに勝手に忖度して戴ければ、少なくとも普及に向けた一助となるとの目論見だろう。
 幾ら私道扱いの施設内とはいえプロトタイプ故の市松模様の車体が却って異彩を放ってはいたものの。

 税制改正大綱においては車体課税に留まらずのみならず消費税上げに向け経済活性化の一貫たる措置が計られているが、取り分け大企業における交際費の50%非課税が認められたのは、「税率10%時」と標記された軽減税率導入の曖昧な決着以上に驚きと言ってよい。
 確かに今更料亭でちんとんしゃんと芸者を揚げる様なバブリーな金使いに走るとは思い難かろうから実際の効果は限定的であったとしても、その享楽的な響きだけでも充分に効果的だろう。何よりも公務員倫理法はじめ現実的な政策立案に資する意思疎通のための懇親すら一律に否定されてきた、コンプライアンス栄えて産業散ると皮肉のひとつも言いたくなる風潮の中で、大企業優遇と揶揄されかねない交際費増額策が受け入れられる時点で既に世の中に金が巡る素地は生まれていると言えよう。漸くマネーそのものよりひと足早く、アベノミクスは消費者の皮膚感覚に受け入れられて来たのだろうか。

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