コラム堀内一三

~粥川善洋の四方山コラム~

12月6日(金) 決戦は金曜日  -政治・経済 - 政治・経済・時事問題-

g512.jpg 明らかに反原発と同じ人物達に率いられた官製ならぬ職業デモが蔓延る民度の低さ故か、その尻馬に乗るマスコミと野党の賜物か、にも拘わらず泰山鳴動し会期延長已む無しに至りながら、最終的には急転直下土日に審議を持ち越すことなく結末を迎えたのは、数の論理からして幾ら長引かせても他の結論はあり得なかったとはいえ、シナリオを描く国会対策の知恵が最低限生き残っていたと僅かながらも肯定的に捉えるべきなのだろうか。
 おかげで自民党税調小委まで流れたのは予期せぬハプニングだったが、会期最終日かつ金曜とあらば本来なら地元に飛んで帰りたいであろう議員諸兄に俄かに禁足が掛かり、暇を持て余す本人に続々と邂逅出来たのは陳情集団の身には幸便極まりなかったろう。
 嘗てニクソン米大頭領が同盟国たるわが国に後のニクソン・ショックにも関わろう事態を告げるに当たり「日本は漏れるから」と秘匿性を念押ししたというのは有名なエピソードである。「ならば聞かなくていい」と切り返した田中総理の剛胆さを物語る逸話とされているが、主に外交・安全保障に関わる国家機密に他の"情報"と異なる特定の取り扱いを設けるのは普通の国として諸外国に是認される、言わば不平等条約改正の為の国会開設を始めとする法整備にも準え得る、国家の体を為す最低限のエチケットと今更ながらに受け止めるべきではなかろうか。
 経済好調なこの期を捉えて長年の懸案の解消に踏み切った安倍政権のタカ派たる本領が現れてきたと揶揄することなく、幾ばくかの軋轢を顧みず犠牲に出来るだけの支持率に裏打ちされた冷徹な政策運営を称えたい。

 FNS歌謡祭における小室・華原両氏の涙の握手は、後者にとっては恐らく御本人の心情的にも芸能に生きる者として多くの野次馬に向けてのアピールとしても経るべき儀式だったのだろう。
 この舞台を設営した側にとってはシナリオ通りの展開だったとしても正直、見てはいけない光景を見せつけられた感なきにしもあらずだし、小室氏の明らかに困惑した表情はその想いを倍加させるものだった。それもまた辿るべき儀式のひとつとして演出された絵柄であったとすれば立派な興行であったと言えようが。

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