コラム堀内一三

~粥川善洋の四方山コラム~

12月1日(日) クスリと笑って  -ヘルス・ダイエット - 健康-

 ウルトラマンの想い出に浸れば常に「タケダ、タケダ、タケダー」のフレーズが甦る嘆ずるのはサバの読み過ぎであって、TBS日曜7時タケダ・アワーの本放送に一喜一憂した世代ではない。ただ落日を迎えつつある円谷プロと今やわが国有数の構造好況業種となった薬品産業との対比には、彼我の差を感じざるを得ない。
 勿論、高齢化社会における医療関連産業の発展は解り易い帰結には違いないし、バイオとの観点からは医療に留まらぬ他分野への乗り入れもまた期待されよう。兎角独自性の是非が囁かれるわが国製薬産業としては技術力を武器に海外メーカーとの提携、グループ化へと進展していくのは国際競争における囲い混みという面でも国益に叶っていよう。
 それでもなお国内最大手の武田薬品が英国の同業大手から新社長を迎えるとの報道には驚愕を覚えざるを得ない。確かに日産自動車やソニーの如く外国人トップを仰いだ本邦企業の例もあるが、これらが既に資本的にも"日本"企業とは言い難くなりかつ国内市場の将来的な伸び悩みが予想されるが為の必然的な解に過ぎないのに対し、圧倒的な利益率を誇りかつ意図的であるや否やは別としても未だジェネリック医薬品への忌避感の強く残るわが国市場が引き続き質量ともに拡大が見込まれる中での突然の"黒船"には、「歴史・伝統の保持とグローバル化の両立」との公式見解だけでは肯じ得ない違和感が残ろう。
g518.jpg 一説には武田家との確執や正反対に大政奉還前の敢えての180度逆振れとの見方もあるが、経団連副会長会社として企業としての国籍を忘れることの無い行動原理をお願いしたい。今やリアルタイム世代がそろそろ高齢化の域を迎えつつあろうウルトラ・シリーズを再びスポンサーシップして欲しいとは口が裂けても言えないが。

 改装明けの駅前サンドラックに赴くと、従前会計の背中越しに据えられ消費者自ら手にすることの出来なかった風邪薬や胃薬がレジの移動に依って自動的にオープン販売に変貌している。
 既に薬剤師の長口上に付き合う必要は無くなっていた筈だが漸く小売上の実質規制緩和が認められる。だからと言ってネット販売解禁同様必要以上に薬を買う趣味も無いし、ついでの買い物を増やしたいならば会計の長蛇の列を少しでも緩和する方が余程効果的ではないのか。

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