コラム堀内一三

~粥川善洋の四方山コラム~

11月24日(日) 唇寄せて  -育児 - パパ育児日記。-

g502.jpg  忍者から還俗した昨夕、向かった先は戸倉上山田温泉とは幾分マニアックだが、戸隠とわが家を結ぶ上信越道沿いをガイドブックと首っ引きで探索し、予約の初動に遅れる中での意外な選択に他ならない。
 いきなり千曲川を越えると小さな温泉街が連なる中でも思い切り鄙びたホテルで、確かに煮沸もしていない源泉掛け流しは温泉としては一級品なのだろうが、泉質よりは湯船の広さ、多彩さを求める子供達には工事中の露天、濃密過ぎる硫黄の香りとともに些か不評だった。
g503.jpg  実際もう少し奮発してグレードアップしてもと悔やまれたが、何故か隣の部屋に設営された夕食では四人で好物を交換し合いながら、漸くわが子らもバイキングにあらず典型的な和食御膳にも対応出来る御年頃に、父を凌駕して到達したかと感慨を新たにするとともに、地下の今や懐かしきフレーズ「娯楽室」にて親子卓球に目覚めたのも、古式ゆかしい温泉宿の功徳だったろうか。

g501.jpg  加えて季節外れまであと一歩のこの時季にも拘わらず、近隣には林檎園が群れなしているとは行き掛けの駄賃以外の何物でもない。早速明けて本日は寒空の中、8時半から開園間近の農園を急襲し、案内された高台の畑にて収穫に専心する。
 刈りの定番苺に比して冬場に限られる林檎はわが家には初体験であり、昨今幾分の御無沙汰とはいえ子供時分から果実の中でも大好物だった林檎の山との邂逅は父にとっても魅惑的なひと時だった。
 好事魔多しで撮影に興ずる余り老眼のためファインダー越しには無用な眼鏡を落葉渦巻く土壌に滑落させ、二度と再び巡り合うことは無かったが、佐久から碓氷にかけてのトンネル八連発こそ乱視の身の上には脅威だったものの、幸い陽の高い内で支障なく帰還し又もや眼鏡の新調に走ったのであった。

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