コラム堀内一三

~粥川善洋の四方山コラム~

11月20日(水) そしてめぐりあい

g505.jpg  昨日は夕刻時間調整に嘗ての出向先を訪れると裳抜けの殻、後々任者の卒業旅行ならぬ卒業視察とは時の流れには逆らえないものである。それでも自由に来訪者が往来するサロン的な雰囲気は保たれている様で、伽藍とした部屋に次々と関係者が現れ、昔とった杵柄とばかりに俄かに現役顔をして応対する。
 先方もふらり立ち寄られる際は時間に猶予があろうから、わざわざアポをとって構えてのアクセスと異なり却って口舌も滑らかで、下世話に言えばかく機会に情報を引き出すべく個々人に相応しいネタを用意しておくのも対外業務のひとつの羊蹄なのだろう。
 おかげで辞去するタイミングを失い、パーティ出席を一件見送ったが、余程有意義なひと時ではなかったか。

 本日は来週の大きな会を前に、ご出席者への駐車場配布の旅。案内状ひとつでも訪問の有力な口実となるのは営業ならずとも外回り業のテクニックだが、時間に限りのある折りには、事務的に済ませて効率性を優先したくなるのも心情としてはやむを得ない。
 しかしながらこうした日に限って丁度同行される人物が事務所に来られていて再会を果たしたり、大物御本人に対面して飛んで火に入るとの表現は失礼かも知れないが、幸便にご用命を戴いたりと巡り合わせの妙、嬉し過ぎる悲鳴を挙げざるを得ない。
 この間、会社での打ち合わせを飛ばして院内へと闖入する上官に記章を借りて届け、別の上官のお付きもこなして漸く一段落したところで新たなアポの指示に、先方よりも内輪の調整に難儀しつつ役所に移動では、到底身ひとつでは覚束ない。学生時代、バブル期らしい資金集めパーティに失敗した先達が「ドラえもんが居れば」と真剣に呟いていたのには及ばずとも安堂ロイドぐらいは欲しくなる今日この頃。

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